2006年 My エロゲー総評 ( 表Ver )






 そんな訳で今年レビューしたエロゲーの総評をするんだけど、今年は
 表の方を担当するのね、私ら(−−

青葉

茉理
 去年はのほうでしたからね(^^;;
 そういう事だから今年一年でレビューした作品の中からこれはという優れた作品を
 ピックアップするコーナーよ。私の設定性格上、滅多に作品を誉めないけど
 今回は特別に誉めるから選ばれた作品及びスタッフは有り難く受け取って頂戴(−−

青葉

茉理
 それでは今年レビューした作品数は44作品のうち、今回の総評の
 対象となる年内リリースのタイトル数は32となります。実は年内に3本ほど
 クリアした作品もあったんですが残念ながらレビューは間に合わなかったものの
 総評の対象には入っていますので正確には35作品から選考いたしました。

 選考方法は点数で評価するのではなく、一年を纏める時に印象に残った作品を
 優先的にリストアップしています
ので点数的に低い作品が上位に入っている場合も
 ありますのでご了承ください。
 それじゃあ早速トータルでのベスト作品を紹介していくわよ。
 まずは6位から10位までの作品を纏めて語っていきましょうか。

青葉













作品別ランキング BEST 10








順位 タイトル名 ( メーカー名 ) レビュー点数
奥様は○学生 ( 私立さくらんぼ小学校 ) 160
StarTRain ( mixed up ) 160
ななついろ☆ドロップス ( UNISONSHIFT Blossom ) 160
青空の見える丘 ( feng ) 150
10 もしも明日が晴れならば ( ぱれっと ) 165






茉理
 最初は6位からですが意外にも同人作品の奥様は○学生がランクインですね(^^;;
 確かにエロゲらしいエロゲでしたから判るような気もしますが。
 私はどうかと思うけど理由としては十分じゃない?
 複雑な設定やおざなりにHシーンを入れただけのシナリオ重視の作品よりも
 よほどエロゲだったし、何よりあの価格でこれだけ楽しめたんだからコストだけを
 みたら今年屈指の作品
だったし(−−

青葉

茉理
 それでは第7位ですが先月レビューしたばかりのStarTRainが入りましたね。
 純粋な学園恋愛モノとしては完成度は高かったですからね。あとは友情を
 テーマにした部分も素晴らしかったように思われます。
 シナリオによっては少しばかりダラダラ感があって勿体ない部分もあったけど
 十分楽しめたから良かったけど、Hシーンとかが少なかったのがマイナス要素よね。
 それでも健闘した作品だったと思うわ。

青葉

茉理
 そして第8位にはななついろ☆ドロップスがランクイン。
 こちらも学園モノでかなりクオリティーの高い作品でしたが8位と少しばかり
 伸び悩みましたね。
 やっぱりメインヒロインのシナリオとそれ以外のシナリオの差が出た格好ね。
 それ以外の部分はとても良かったんだけど・・・特に雰囲気重視の作品としては
 今年の作品ではトップクラスだから、もう少しシナリオが良ければ上の方にも
 行けたと思うけど(−−

青葉

茉理
 あの少女マンガを思わせる雰囲気は良かったですからね(^^
 来年はTVアニメ化も決まっていますからやっぱり人気はあったという事でしょうか。
 かもね(−− それじゃ第9位に入ったのは青空の見える丘ね。
 主な選考理由としてはギャグとHシーン、シナリオなどのバランスの良さが
 挙げられるわ。

青葉

茉理
 確かにギャグは凄く面白かったですし、主人公さんやヒロインさんも魅力的で
 楽しかったですから。
 んじゃ最後の10位はもしも明日が晴れならばが入ったわ。
 点数的にはこの5本の中では最も高かったんだけど結果としては10位に
 収まった形ね。

青葉

茉理
 やはりシナリオの欠点が影響してますかね? 最初にクリアしてしまうと他の
 シナリオがネタバレになってしまう
のは痛かったんでしょうか・・・・・・。
 あとはご都合主義の出たメインシナリオも少しばかり興醒めだったし(−−
青葉

茉理
 ということで6位から10位までランクした作品を紹介しました。
 次はいよいよトップ5の作品を紹介いたします。



















第5位


ゴア・スクリーミング・ショウ ( BLACK CYC ) レビュー点数
170

青葉


やっぱり『怪作』という名がピッタリくる作品だったわね。不条理な設定だし、陵辱も
多いから一般受けはパッと見は悪いけど本質的な部分は『純愛』というテーマを貫いた
シナリオには感服したわね。レビューでも語っているとおり、話の内容がとても女性の
本質的部分を捉えたものが多く含まれている
のも面白かったように感じたわ。良い部分も
悪い部分も含めてね。

何よりも出来の良いシナリオに見事な演出が更に物語の雰囲気を高めたのも大きかったわ。
演出だけでなく音楽やキャラクター性も高水準だったし、BLACK CYCというメーカーの
評価と印象を大きく変えた記念碑的作品だったんじゃないかしら。
そういう意味では2006年に絶対にプレイすべき作品の一つに挙げても良い作品ね。
























第4位


彼女たちの流儀 ( 130cm ) レビュー点数
170

茉理


ゴア・スクリーミング・ショウとは別の方向性ですがこちらも子供以上成年未満の未成熟の
男女の機微を描いた作品としては傑作の部類に入る
でしょうね(^^
特に大きな要素になっているのが原画を担当したみやま零さんの絵でしょうか・・・この方が
描いたからこそ成長途中の不安定さと潔癖さが見事に表現されたといっても過言ではないと
思います。それとシナリオも一部担当した事も絵とシナリオの融合性を高めていたのも
大きかったですね〜。

部分的には不満や稚拙な部分もありましたが、エロゲにとって絵の重要性を改めて
認識させられたカノギの功績は評価されてもいいと思います。



















第3位


遙かに仰ぎ、麗しの ( PULLTOP ) レビュー点数
170

青葉


賛否両論あるものの、2人のシナリオライターの個性が作品に大きな影響を与えた作品では
あったわね。特に2つに分かれるシナリオがそれぞれまったく別作品と言ってもいいぐらい
違いがあり違和感すらあるのに、結果としてその違いが別の角度から作品を楽しめるという
事を認識させられた稀有な作品
だったわね。
逆を言えばこれだけ違っているシナリオを纏めて1つの作品として完成させたディレクターの
能力は凄いんじゃないかしら。

あとは珍しく、という訳でもないけど声優陣のキャストがスバリはまっていた点は今年の
作品の中では屈指
だったわね。立ち絵すらないキャラも手抜きがなく演技にすら文句の
付けようも無い出来には感服よ。

細かい点では少し不満はあるけど今年の作品では十分良作の部類よね。
因みに2位と評価にさほど差がなかったことは言っておくわ。





















第2位


この青空に約束を− ( 戯画 ) レビュー点数
180

茉理


昨年のパルフェに続いての最優秀作品奪取は叶いませんでしたこんにゃくでしたが
シナリオ、システム、音楽、いずれをとっても高バランスの作品に仕上がっている点
高く評価できましたね。取り壊しの決まっている学園寮を舞台にした青春モノとしては
かなり楽しめたと思いますが、その一方で割とあざとさを感じるシナリオと以前と変わって
しまった絵柄が評価としてマイナスポイントとなってしまったのは残念
ですね。

とはいえシナリオライターとしては最も評価の高い一人である丸戸 史明さんのシナリオは
間違いなく楽しめましたし、それを効果的に活かした演出面の高さも今年の作品の中では
圧倒的なクオリティーを誇っていました。

・・・・・・それだけに本来なら連覇しても不思議じゃない出来だったんですが・・・・・・。

















最優秀作品


EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜
( BLACK CYC )
レビュー点数
185

青葉


よもやこの作品が今年のトップとはね・・・しかもBLACK CYC作品がベスト5に2作品も
送り込むとはね・・・・・・流石の私も予想出来なかったわよ(−−

さて肝心の内容だけど色々と度肝を抜かれるモノが多かったわ。いや、確かにグロいのは
お勧めできないにしてもシナリオの拘りと、そのシナリオを100パーセント活かしたシステムの
高さは間違いなく今年No.1作品といっても過言じゃない
わね。
特にシナリオの分岐の複雑さと設定は今までに無い物があったんじゃない? 主人公兼
ヒロインの15年間の人生を執拗に描いたシナリオは単純な好き嫌いを超越した新しい
エロゲ作品を垣間見た気がした
わね。

あとはテーマ性の高さも忘れてはいけないわ。「家族愛」というものを作品全部に詰め込んだ
シナリオライターの技量の高さも評価の一つでしょうね。とにもかくにも食わず嫌いせず
遊んで見なさいな。そうすれば自分が今まで経験できないものが肌で感じられるわよ。

最後に一言。「チベットに何があるのかしら?」(ぉ














部門別受賞作品及びスタッフ



各部門 作品名 ( メーカー名 )
同人作品部門 奥様は○学生 ( 私立さくらんぼ小学校 )
デビュー作品部門 該当作なし
シナリオ部門 EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜
( BLACK CYC )
CG部門 彼女たちの流儀 ( 130cm )
音楽 / BGM部門 ゴア・スクリーミング・ショウ ( BLACK CYC )
システム部門 EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜
( BLACK CYC )
スマッシュヒット作品部門 ゴア・スクリーミング・ショウ ( BLACK CYC )
ベストスタッフ部門 BLACK CYCスタッフ一同
主演男優
(主人公及び男性キャラ)
該当キャラなし
主演女優
(ヒロイン及び女性キャラ)
櫻井 夢美 ( EXTRAVAGANZA 〜蟲愛でる少女〜 )







茉理
 それでは各部門別に受賞作品を語っていきたいと思いますが、まずは同人作品
 部門は同人作品では最高得点の奥様は○学生が受賞しました。
 因みに次点はキラークイーンでした。こちらもシナリオは面白かったのですが
 選択肢が無かった事やシナリオによって主人公の正確が変わってしまったことが
 マイナスポイントになっていますね。
 まあ順当ね。シナリオはオーソドックスだけどエロゲとしては商業作品よりも
 「らしい」出来だったし。何より低価格であれだけの物を作れた事は立派よ。

青葉

茉理
 えと次のデビュー作品部門は残念ながら該当作品はなしですね。
 一応あるにはあるんですが・・・・・・。 
 当然凡作だから対象外になったのよ(−−
 それじゃ次のシナリオ部門に行きなさい。

青葉

茉理
 は、はい〜。それではシナリオ部門受賞作品はEXTRAVAGANZAが最優秀作品に
 続いての受賞ですね。
 今更言うまでも無いから省くけどシナリオの雰囲気は確かにアレだし、実際内容も
 陰惨だったけど、その先にあるものは純粋なものだったわね。これはBLACK CYC
 作品全般に通じているのも興味深いわ。

青葉

茉理
 それと次点作品はこの青空に約束を−が入っていますね。去年に続いての
 受賞ならずで惜しかったです(^^;;
 んじゃ次はCG部門だけど彼女たちの流儀が受賞したわ。
 選考理由はシナリオとCGの融合性の高さになっているけど、まあ納得でしょう。
 あのシナリオでみやま零以外の原画家は考えられないし(−−

青葉

茉理
 そうですね〜。不安定さと中性の少年少女を描かせたら一品ですから(^^
 あと次点で選ばれたのは奥様は○学生です。こちらは主にHシーンが高く
 評価されたようですが・・・・・・。
 はいはい、理由なんでどうでもいいから(−−
 とっとと次行くわよ次。

青葉

茉理
 次は音楽 / BGM部門ですが受賞作品はゴア・スクリーミング・ショウです。
 選考理由はその高クオリティーのサウンドとシナリオの雰囲気が見事に
 マッチしていた事ですね。因みに次点もEXTRAVAGANZAが入っていて事実上
 ワンツーで受賞されています。
 両作品と猛者は殆んど無かったけど、ゴア・スクリーミング・ショウにはサントラが
 入っていた分評価が上になった形ね。

青葉

茉理
 同様にシステム部門もEXTRAVAGANZAが受賞されましたね。受賞理由は
 シナリオとの密接な繋がりが評価されましたが。
 あのチャート式システムは完成度が高かったし、文句なしでしょうね。
 次点作品にはまたしてもこの青空に約束を−ね。こちらも言うに及ばずだけど
 パルフェから更に進化したシステムは快適だったし。

青葉

茉理
 そしてスマッシュヒット作品にはまたしてもゴア・スクリーミング・ショウが入って
 いますね。理由としては今年のBLACK CYCにおけるそれまでの評価を一新させた
 作品という事ですがやっぱり納得できますね。
 それまでのイメージから考えられないほど純粋な内容だったしねぇ。
 因みに次点作品は無かったわ。つまりぶっちぎりという事で(−−

青葉

茉理
 いよいよ残り3つとなりましたが、次のベストスタッフ部門にはBLACK CYCスタッフが
 受賞となりましたがこれについてはどうでしょう?
 どうもこうもここまでの展開から見て当然だと思うけど?(−−
 とはいえ今年ここまでブレイクするとは思わなかったわ。ベスト10には2作品も
 送り込んでくるし、今年レビューした3作品の平均が170点を越えているんだから
 文句の付けようも無かったわ(−−

青葉

茉理
 余談ですが今年当初はPULLTOPが受賞すると予想していたんですが・・・・・・。
 正確にはWillブランド系列だけどね(−− でもアレがコケて、アレが無期延期に
 なったお陰でノミネートすらされなかったのよね〜。

青葉

茉理
 そして次点にはみやま零さんが入っていました。これは原画のみならず
 シナリオまで担当されて高水準の作品に仕上がっていたことが評価されていますね。
 お次が主演男優部門、つまりは男性キャラだけど該当キャラ無しだったので
 スルーする方向で(−− 今年の作品では頭一つ抜き出たキャラは確かに
 居なかったわね。

青葉

茉理
 いよいよ最後になりますが主演女優部門ですがEXTRAVAGANZAから主人公兼
 ヒロインの櫻井 夢美さんが選ばれました。
 これは納得でしょう。作品自体がヒロインの為にあるんだからね(−−
 この辺りも作品を含めて面白かったのが評価されたポイントね。

青葉

茉理
 これで部門別の受賞作品及びキャラクターの紹介は終わりましたが、やっぱり
 圧倒的なのはBLACK CYC作品の強さでしようか?
 そりゃトータルして7部門制覇しているんだから当然でしょう(−−
 よもやここまでとは想像していなかったけどね、今年の頭には・・・・・・。

青葉

茉理
 あとは目立った期待作も今年はプレイしていませんでしたね。
 まあ延期やら何やらで機会もなかったし、何よりプレイしたい作品が減った事が
 挙げられるわ。来年は多少マシにはなるとは思うけど、年末のコレが盛り上がるような
 作品が出てくれることを祈るだけよ(−−

青葉

茉理
 それは本当にそうですね(^^;;
 それじゃ最後に締めてしまいなさいな、小娘(−−
青葉

茉理
 それでは僭越ながら・・・今年一年、私共のレビューをご覧頂ありがとうございます。
 来年も今まで以上に楽しめるレビューを出来るように精進いたしますので
 変わらずご贔屓にお願いします<(_ _)>
 ・・・・・まあ馬鹿丁寧に挨拶しても今頃は某冬祭りに参加していて誰も見ていないと
 思うけど(−−

青葉

茉理
 そういうことは思っていても言わないで欲しいですよ(´д⊂












2006年12月29日 草薙静流



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