2007年 My エロゲー総評







茉理
毎年恒例となっているレビューしてきた作品の年間順位を発表させていただきます。
今回はレビュー数が少なかったので毎年恒例の表と裏のバージョンが表のみとなっていますのでご了承ください<(_ _)>
これも毎年の事だけど点数と順位はあまり関係ないので注意する事。
インパクトに残っている作品が上位に来るからクレームとか言わないように(−−

青葉

茉理
という事ですので2007年は17タイトルをレビューしましたので、この中から各部門とランキングを付けてまいりたいと思います。
・・・本当に2007年はレビューしていなかったのね・・・月2本も新作をプレイしていない計算だし・・・・・・(−−
青葉













作品別ランキング BEST 10








順位 タイトル名 ( メーカー名 ) レビュー点数
恋ノ橋 ( ののの通信 ) 155
絶対★妹至上主義!! ( 脳内彼女 ) 140
Purely 〜その狭い青空を見上げて〜 ( RUNE ) 135
15歳だった− ( ああかむ ) 125
10 あかね色に染まる坂 ( feng ) 125



茉理
まずは総合ランキングトップ6位から10位までの発表ですが最初に述べたようにレビュー数の減少も影響して点数が昨年と比べても低いのが判ると思います。
実際20〜30点ぐらい低いわね。仕方はないとは思うけど(−−
6位は惜しくもベスト5入りできなかった恋ノ橋ね。同人ながら良く出来た作品だったから納得のランクインね。7位の絶対★妹至上主義!!もデビュー作で大健闘と言っても良いわ。

青葉

茉理
妹萌えの作品ながら設定はなかなかフェチな作品だったんですがHシーンも含めて面白かったのが印象的でした。そして8位はRUNEさんのPurelyです。評価されたポイントは何と言っても美しいCGでしょう(^^ 作品的にも全体的に纏まっていましたからその点も良かったかなと。
ただ、バグなんかがあったからこの点数に収まっているけどね(−−
で、9位がまたまた同人サークルの作品で15歳だった―がランクしたわ。この作品も同人ソフトとしては中々面白い内容だったわね。2007年は商業作品が不甲斐ないタイトルが多かったから同人作品が上位に入りやすかったようね、この結果は。

青葉

茉理
それだけでなく純粋に面白かったというのもあると思いますが・・・・・・最後になりましたが10位にランクしたのがあかね色に染まる坂でした〜♪ 前作の青空の見える丘もベスト10入りした作品でしたから安定した内容だったということでしょうか。
発売日ギリギリのマスターアップ告知とか内容が物議をかましたけど、普通に面白かった作品だったわね。
青葉

茉理
これで6位以下の作品が出揃いましたけど、青葉おねーさん的に何かコメントはありますか?
さっきも言ったけど、2007年はプレイした作品が少なかったのと有力タイトルが少なかったのが良く判るわよね(−− 全体的に去年と比べても点数的に低かったし。
青葉

茉理
プレイ数が少なかったのは仕方ないですが有力タイトルがなかったというのは些か寂しいですね。
というよりも去年までが良すぎだったというべきかもしれないわね・・・じゃあ、残りの作品もちゃっちゃと発表しちゃいなさい。
青葉

茉理
はい! それではトップ5の発表です〜♪
















第5位


君が主で執事が俺で
-They are My noble Masters-


( みなとそふと )
レビュー点数
150

茉理


つよきすを大ヒットさせたきゃんでぃそふとから主力スタッフが新たに創ったみなとそふとのデビュー作が見事にトップ5入りしました。内容的にもパロディ主体のギャグとキャラクターの掛け合いが非常に楽しめる作品でしたね。2007年を代表する執事ブームの旗手としても評判になり、2008年からはアニメ化もされて今後も楽しみです。

とはいえ、つよきすと比較するとややテキストが弱くなっている点と執事ゲーとしては肝心の執事とはかけ離れていた設定だった事が残念でしたね。


















第4位


キラ☆キラ

( OVERDRIVE )
レビュー点数
165

青葉


まさに青春をテーマとして作品としては1つのお手本のような作品だったわね。よくある恋愛主体のありきたりの設定ではなく、『音楽』というテーマで青春の日々の中にある愚直さや宝石のような輝くものを表現しつくしていたわね。流石にご都合主義的な部分もあったけど、それを気にさせないお祭り気分の味わえる内容は好意が持てたわ。そしてプレイし終わった後の余韻とその寂しさも特筆すべきだと思うわね。作中で主人公が語るように楽しい事も辛い事も全てが味わえる青春群像ストーリーだったわ。

音楽面も非常に良く出来ていてイベントシーンでの演出も含め、文句の付けようのない秀作といえるでしょうね。

ただ残念なのはライターの瀬戸口廉也氏が業界から引退してしまった事ね。只でさえ有能な人材が少ないだけに悔やまれるわ。



















第2位


世界でいちばん
NG(だめ)な恋


( HERMIT )
レビュー点数
170
Sugar+Spice !

( Chuablesoft )
レビュー点数
170

茉理


実は第2位が2つある為ご一緒に紹介したいと思います。

まずは世界でいちばんNG(だめ)な恋ですがHERMITさんの作品では久々となった丸戸 史明さんのライター作品でしたが、最近の作品に比べると随分大人の恋愛模様を描いた作品として評価させていただきました。ありきたりな学園モノの主人公に比べて(リストラされていたとはいえ)三十路一歩手前のサラリーマンが主役というのは画期的でしたねw 内容もこれまでの作品と遜色のない小気味の良いテンポとご当地ネタが満載で知っている人には堪らなかったですし、泣かせや笑いに特化せずにプレイし終わった時にホッとさせるハートフルなホームコメディ作品でした。改めて丸戸 史明さんというライターの引き出しの多さを体感できる作品だったと思いますよ。

見事、同率2位となったSugar+Spice !も色々な意味で画期的な作品でしたね。まず、特徴的だったのはいつでも好きなタイミングで告白できるシステムと1年間というゲーム期間を500ものシナリオに分けて好きなように楽しめるイベント選択シナリオでしたが、その肝心のシナリオはごく普通の学園恋愛モノでした。それが上記の2つのシステムでここまで楽しめる作品に化けるとは夢にも思わなかったです(^^;; おまけにヒロインさん達も魅力的だったのも楽しめた要素でしょう。ここまで日常シーンが面白く何時までも浸っていたいと感じさせる学園モノはないと思いますね。若干、短所もありましたがエロゲの多様性を感じさせてくれた事は大きかったですね。

















最優秀作品


カタハネ

( Tarte ※メーカー消滅 )
レビュー点数
180

青葉


2007年の最優秀作品に選ばれたのが登場人物全てが主役であり1つの舞台の役者という設定のカタハネが見事に輝く結果になったわ。

やはり最優秀作品となった理由は上で語ったように登場する人物が「カタハネ」という舞台でそれぞれの視点からストーリーを動かしていたのがとても新鮮だった事が挙げられるわ。レビューでも語ったように端役というものが存在せず視点が入れ替わると物語の主役となり生き生きとしてくる点は見事というしかないわね。

そして特に素晴らしかったのはシナリオ上の伏線の張り方でしょう。よもやOPムービーの最後に記されたメッセージこそが文字通り物語の核となっていたのは驚いたわね。過去編と現代編を繰り返しプレイして最後にそれらを繋ぐ1本の糸としてココが舞台の中央に上がる―そして最後の結末へ向かうシーンは今でも泣けてしまうわ。全てが公となり最善のフィナーレへと突き進んで行くシナリオは完璧の一言。少なくても2007年の作品ではこれに勝る作品は遂に出てこなかったわね。

それだけにTarteが消滅してしまった事実が勿体無いけど、本当の意味で有終の美という表現が似合う傑作だったわ。



















部門別受賞作品及びスタッフ



各部門 作品/キャラクター名 ( メーカー名 )
同人作品部門 恋ノ橋 ( ののの通信 )
デビュー作品部門 絶対★妹至上主義!! ( 脳内彼女 )
シナリオ部門 カタハネ ( Tarte )
CG部門 Purely 〜その狭い青空を見上げて〜 ( RUNE )
音楽 / BGM部門 キラ☆キラ ( OVERDRIVE )
システム部門 Sugar+Spice ! ( Chuablesoft )
スマッシュヒット作品部門 Sugar+Spice ! ( Chuablesoft )
ベストスタッフ部門 丸戸 史明  ( 企画屋 )
主演男優部門
(主人公及び男性キャラ)
アイン・ロンベルグ ( カタハネ )
主演女優部門
(ヒロイン及び女性キャラ)
ココ ( カタハネ )







青葉
じゃあ毎度の如く各部門別にノミネートされた作品を語っていくわよ。
それでは上から順に語っていきますと、最初の同人作品部門にはののの通信さんの「恋ノ橋」が選ばれました〜♪
茉理

青葉
この作品もシナリオの持って行き方が上手かった事とキャラクターの魅力を十分に生かしていたのが大きかったわね。ありがちな恋愛モノに終わらなかったのと設定も面白かったのが選ばれた理由ね。
それでは次が去年はノミネートなしで終わったデビュー作品部門ですが。
茉理

青葉
2007年は脳内彼女の「絶対★妹至上主義!!」が選ばれたわ。受賞の理由としては独特の設定を活かしていたのとブランドとしての方向性が明確だった事ね。
既にデビューから2作品もリリースして、今年も新作が早くも公開予定ですから期待したいと思います。

では、次がシナリオ部門ですが受賞したのはTarteさんの「カタハネ」ですね。

茉理

青葉
今回は割とアッサリ決まったのよね>シナリオ部門
まあ文句の付けようのない出来だったし、シナリオとキャラ設定、完成度の高さは文句なしだったから。
やっぱり消滅してしまった事が悲しいですよね・・・・・・。
茉理

青葉
こればっかりは作品の良し悪しに関係ないから仕方ないわよ(−−

で、CG部門の受賞作がRUNEの「Purely」なのね。
キャラデザも良かったですがCGの美しさで言えば2007年では屈指でしょう。もう少しHシーンが多ければ最強だったというのがおにーさんのコメントですが・・・(^^;;
茉理

青葉
あのアフォの戯言はどうでも良いわ(−−

まあ確かにRUNEらしい綺麗なCGだったから異論はないけど。問題は作品がもう少し良いものだったら上位に入るという事ね。
その辺は今年頑張って貰いましょう(^^
それでは音楽/BGM部門ですが受賞作はOVERDRIVEさんの「キラ☆キラ」です。これは私から見ても文句ない作品ですね。

茉理

青葉
挿入歌だけでも9曲あるというのも凄いけど、そのどれもが完成度の高さと楽曲の良さがあったという事ね。流石に音楽面に力を入れているブランドだけに納得のいく結果だったわ。
では次がシステム部門とその年に一番ハマった作品を選ぶスマッシュヒット作品部門にはチュアブルソフトSugar+Spice !がダブル受賞です!
茉理

青葉
両部門受賞理由は同じ。その「心の準備が出来たら告白!」システムと500以上に分割され、好きなように選べるイベントマップシナリオは斬新だったわ。特に後者は平凡なシナリオをここまで面白くさせるものかと感動させられたし。
しかもイベントは何度でも再プレイできるようになっているので場面ごとにセーブの必要もないところも利点でしたね。
茉理

青葉
じゃあ、次にいくわよ(−−
その年に活躍したクリエーターを選ぶベストスタッフ部門には丸戸 史明と所属する企画屋が選ばれたわ。
これは世界でいちばんNG(だめ)な恋での活躍による受賞ですね。
茉理

青葉
最近の学園モノの恋愛ではなく「大人」の恋愛を描いて魅せた功績は他のライターとは一線を画していたからね。元々がこういうシナリオが得意なライターだから当然ではあるけど、ありふれた恋愛作品にせず、シニカルな部分やお遊び要素を入れていたのも実力からいっても理由としては十分よ。
それでは最後となりましたが2007年の作品の中の男性と女性キャラから選ぶ主演男優部門と主演女性部門にはTarteさんの「カタハネ」からアイン・ロンベルクさんとココさんが選ばれました〜♪
茉理

青葉
これも色々と悩んだけど作品として本当に必要なキャラとして魅力ある者を選べといわれたらこの2人しか思いつかないわね。
ご両者とも物語り上不可欠ですし、何より最重要人物ですからね(^^;;
茉理

青葉
面白いのは結果論だけど両方ともHシーンが全くないキャラなのよね。
そういえばそうですね(^^;;
茉理

青葉
とはいえ両者とも忘れられないキャラだったのは確かよ。アインはクロハネ編最後の後姿が忘れられないし、ココにしてもその愛嬌ある姿と行動とは裏腹にすっごい重い設定があって、それが最後の最後で解き放たれたエンディングには文字通り「FIN」という言葉が相応しかったわね。
という事で2007年の最優秀作品ベスト10と部門別受賞作品を挙げた訳ですが、結果としてカタハネが最優秀作品を含めて4部門を受賞しましたね。
茉理

青葉
2007年は前年よりも更にプレイ数が減ったし、実際どうなっていたか判らなかったけど最優秀作品だったのは間違いないわね。
とはいえ実際にプレイする時間が減ってきていますし、せめて2007年のプレイ数は維持したいとは思いますが・・・。
茉理

青葉
あの変態が会社を辞めれば増えるでしょう(−−
そ、そうなったらゲーム自体買えなくなりますよ〜(;´Д`)  
茉理

青葉
だったら寝る間も惜しんでプレイさせなきゃね( ゚Д゚)y─┛~~
いや、流石に寝ないと体が壊れますから?!
茉理












2008年02月06日 草薙静流



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