| Dear My Friend |
| ソフト評価 | 95 |
| オススメ評価 | 95 |
| メーカー | light |
| 原画 | くすくす |
| シナリオ | NYAON / 正田 崇 |
超王道学園恋愛モノ
| ・・・・・・なんかタイトルが某作品のタイトルをパクッていてムカつくわね? | ![]() 青葉 |
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| 仕様がないでしょう? これほどピッタリくるタイトルがないんですから。 | ||
![]() 茉理 |
確かにそうですね(^^;; 今回の「Dear My Friend ( 以下DMFと略)」は かなり純愛色の強い作品ですから〜 |
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| つーか、このDMFは凄い作品だよっ!! 個人的には今年のベスト5には間違いなく食い込んでくる作品でないかと。 |
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| 私はあまり好きじゃないけど、このDMFが傑作の資格たり得る素質があるのは 間違いないとは思うわ。 単純かつ直球勝負の作品だけに解り易かったのも大きいけど。 |
![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
それはシナリオが良かったせいでしょうか? | |
| それは間違いなくそうでしょう。 やっぱり主題の判り易さとそれを徹底的に練りこんだシナリオ、物語を 引き立たせるテキストの群を抜いた質の高さは驚いたの何のw |
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| 体験版の段階である程度の予想は立てていたけど、ここまで裏切られた作品も 久々じゃない、良い意味で。 特に主題をかなり推敲したんでしょうが、元からの関係を維持したい気持ちと 新しい関係を気付くまでの不安定な心境とかが実に巧くシナリオに 組み込んでいるのは脱帽じゃない? 久しぶりに評価に値するシナリオを見た気がするわね。 |
![]() 青葉 |
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| 個人的には全然、とまではいかなくても殆どノーマークな作品だったから期待は していなかったけど、大袈裟でもなんでもなく最初にテキストだけ見ていたら あの偉大な山田一氏を髣髴とさせるテキストにはたまげたよ・・・・・・。 もちろんテキストだけでなく、物語全体のテンポとか喜怒哀楽の表現方法とかが とにかく素晴らしかったというしかない。 |
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![]() 茉理 |
やっぱりOPムービーにも書いてあるとおり、『男女間で友情は成立しない』というのを 丁寧に作り上げたシナリオだとは思いますね。でも、それだけだと普通の 恋愛ゲームにしかならないんでしょうが、おにーさんの言ったとおり、 物語のテンポは気持ちが良かったです(^^;; |
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| そこら辺が上手く表現していたのは久城 麻衣と北沢 都香、あとは永村 冴香の 3人のシナリオだったと思うわね。 |
![]() 青葉 |
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| メインヒロインの麻衣シナリオは麻衣自身の出生の秘密を知った主人公が 『家族』と『愛情』の狭間で悩み続けている所はなかなか上手く出来て いるんじゃないかと。しかもエンディングで麻衣本人が主人公に全てを知っていることを 吐露したシーンはグッときたねw |
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| 姉御肌の冴香シナリオも序盤の馬鹿っぷりから少しずつ『異性』として主人公を 意識し始めると麻衣とくっ付けようと画策して、更に麻衣も本気になってしまって 本当の気持ちを知った主人公を冴香から自分に向けようとして色々と邪魔するあたり 見事なまでに粘着質で良かったわ(´ー`)┌フッ |
![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
青葉おねーさんはそこが良かったんですか?!(;´Д`) でも、意外というか都香さんシナリオはかなり驚くシナリオの展開でしたね |
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| なんつーか『友情』が絶対に主体のシナリオだと思っていたからな・・・・・・。 まさか最初だけで、それ以降は2転3転するから意外性の塊のようなシナリオには 正直驚かされたよw 過去の話からいきなり現時問題に持ってきて、更に家庭内問題まで 持ち上がってきてメインヒロインの中で最も長いシナリオになっているしね。 |
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| ちゃんと最後にオチまでついていたしね。 どう考えても都香シナリオが事実上のDMFのメインシナリオになってる 感じじゃない? |
![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
そういわれても違和感はありませんねぇー(^^;; あと、他のお二人のシナリオはどうでしょうか? |
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| 先の3人と比べると少しばかり毛色が違っているから区別したけど、それでも シナリオの質は遜色がないくらい出来は良いと思う。 黒崎 小麦シナリオは序盤のシーンとにかく笑える! 特に冴香が絡んでくる シーンはひたすら笑ってしまったよw 少しばかりファンタジー色のある栗原 月夜シナリオも学園モノではおなじみ(?)の 苛めが入ってくるものの、エンディングの美しいシナリオと挿入歌は個人的には 好きなんだよ。 |
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| 何だかんだで全てのシナリオに主題のテーマは練りこんでいるから立派よね。しかも それぞれが全く展開が違うから飽きないし。 |
![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
では、シナリオ以外で気になるところとかありますか? 長所でも短所でもいいんですが・・・・・・。 |
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| やっぱり意外と良かったのが音楽。 OP主題歌の「Dear My Friend」も良かったんだよ。あの切ない声が何とも言えない位 聞き惚れてしまった・・・・・・。BGMもしっとりした曲が多くて物語に合う曲が選曲 されているから純粋に物語に没頭できたと思うし。 挿入歌の「たまあひの歌」もジ〜ンとくる曲だった”(*>ω<)o"クーーッ |
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| あとCG関係も量に関しては少ないとは思うわ。Hシーンも各キャラ1シーンずつだから 仕方ないのかしら? まあ、純愛モノだし、シナリオ主体の作品だから特に 気にならなかったけど。 若干、雪の降るエフェクトがキャラの動きで止まったりするけど大したことはないでしょう。 |
![]() 青葉 |
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| あと、このDMFで特筆したいのが、この作品がたったCD-ROM1枚でここまで 素晴らしい作品に仕上がってることじゃないかなあと。 多分、1番驚いたのはそれだと思ってるけどw |
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| それはあるわね。 散々時間かけてロクでもない作品しか作れなかったり、CD-ROMが5,6枚も 付いても総クズのような作品を作るメーカーもあるんだから立派よね。 情けをかけてメーカー名と作品名は伏せておいてあげるから土下座をして 感謝なさい( ゜д゜) |
![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
・・・・・・そこまで言っておいて伏せておく意味はあるんでしょうか・・・・・・? | |
| ・・・・・・まあ事実だからナチュラルスルーの方向でw |
| シナリオ | 25 | 有りがちな設定だし、目新しいものはない。 しかし、それでもここまでのめり込むシナリオが作れるというのは本当に脱帽するしか ないでしょう。テキストのテンポ、キャラ同士の掛け合い、物語の盛り上がり、 エンディングへの過程、どれをとってもけちをつけるような要素がなかったということは、 如何にシナリオライターが苦労して物語を作ったか手に取るように解ると思います。 あと特筆すべきは声優陣の見事なマッチの仕方。未プレイな方も是非とも体験版を ダウンロードしてプレイしてください。ここまで声優がかみ合っている作品はそうそう 見つからないと思いますので。 |
| 原画・CG | 25 | やはりCD-ROM1枚では収録数には限界があるんでしょう。それほど拘りが多くない私でも 物足りなさを感じてしまったものの、それでも美しいCGをみれば救われるのが幸い。 立ち絵もこれだけ豊富なら通常のシーンでも決して退屈しない量ですし、演出も凝っていて 納得できるレベルだった。 それも原画家のくすくすさんの美しい絵があってのことでしょう。流石にアニメを経て この業界に入っただけに元のレベルは高品質でした♪ |
| 音楽・BGM | 25 | このDMFをプレイして、間違いなく売りになる材料の一つでしょう。 物語の世界観を壊さない音楽は、この作品を構成する重要なパーツであることは 間違いないと感じます。初回特典にサントラCDが付属していることは正しいことだと 感じますね。 |
| システム・操作性 | 20 | 全体的にはかなり秀逸な出来。 ゲーム操作に関しては特に文句の付けようもない作りでした。ただ、ゲームの演出面の 雪の降るシーンでキャラクターが動くと雪のエフェクトが消えたりしてしまうのは惜しいと思う。 あとオマケで音楽鑑賞でエンディングと挿入歌が聴けないのはどうかと。 個人的にはこれから配信されるアナザーストーリーがちょっと楽しみです♪ |
| オススメ度 | 95 | 純粋な学園恋愛モノを楽しみたい方は是非ともプレイして欲しい。この作品が単なる恋愛モノに 収まらないポテンシャルを秘めた作品だと思っています。色んな要素が混ざり合って 最期に昇華してくれるエンディングには感動するでしょう。 何よりだった1枚のCD-ROMで収まってしまう量とは思えないような物語が楽しめることは 私は保障してもいいです←個人的意見ですw |
| My Favorite's | -- | やはり表と裏の主役である久城 麻衣と北沢 都香の2人です。 ネタバレになるのであえて書きませんが、麻衣シナリオを最初にプレイして最後に 都香を攻略することをお奨めします。この2人でほぼ物語のテーマを語り尽くせていますからね。 でも1番笑ってしまったシーンは小麦シナリオの序盤でしょうか。主人公にブッチされて 公園で5時間待たされた挙句主人公を血祭りにしたり、風邪を引いて寝込んでいたところに 見舞いに来た幼馴染の司(♂)から貰ったバレンタインのチョコを窓から投げ捨てたら、冴香に 当たって散々な目に会う所とかw あとキャラクターなら主人公の父親である文人でしょうか。どうしても某作品の既知外な父親 そっくりなんですが(^^;; |
| 備考 | -- | 私はこの作品は傑作「家族計画」以来、久々に感じたリアリティーを含んだ良質な愛情物語を 堪能できました。 『友情』、『愛情』、『家族』、『嫉妬』、『焦燥』、『悲哀』、『慕情』・・・・・・数え切れないくらい 沢山の感情が渾然一体となったシナリオは多分今年の作品では最良の1つになると私は 断言します。 |
2004年7月25日 草薙 静流