Princess Bride

メーカー / 130cm                         ジャンル / 恋愛ADV
定 価  /
 \6.800

ソフト評価 90
総合評価 95

全ての女の子はPrincess(お姫様)である・・・・・・

※かなりのネタバレが含んでいます。

冒頭からアレですが、この「プリンセス・ブライド(以下プリブラと略)」は私の私的ランキングで
今年のベスト3に入るソフトになりました。


まさかここまでの傑作だとは思わなかった・・・。「プリブラ」の購入自体、I'veさんの主題歌曲が
2曲使われているから買った
んですが、オープニングデモを見て考えが180度方向転換。
それほど期待できる内容だった。しかし発売日は9/26で、今年屈指の激戦区に発売されると
あって、世間的にはそれほど注目されていないと思った。
しかし私は他のビックタイトルを無視して最初にプレイ・・・。

・・・・・・よかった・・・、最高に良かったよ、ママン!!! _| ̄|○

本当に久しぶりに感動したゲームに出会えました。
今年に入ってからなら「パティシエなにゃんこ」以来の傑作でした。まだ話題作が未プレイですが
ほぼ間違いないでしょう。正直に言って、この感動と興奮が伝わらないのが非常〜に残念です。
私の幼稚な文章力では表現できないぐらいの名作です。

とりあえずストーリー紹介を・・・

主人公、本城 理人(あやひと)は放課後、自分の所属する部活の同級生と後輩の5人の女子生徒から
突然告白され、あまつさえキスまでされてしまう。そして5人から一つのゲームが提示される・・・
『プリンセスゲーム』・・・・・・理人の先祖が残したカードを使い、更に自宅でその5人と同棲して、自分の
生涯の『お姫さま』を選ばなくてはならなくなってしまった・・・。

このゲームをインストールして、期待を胸にプレイした直後、かなりショックを受けてしまった。
「まんま、DEVOTE 2じゃん・・・」
そう、私の記憶から消したいあの忌々しいクソゲーです。冒頭がほとんど同じ!! 一気に奈落へ叩き落された
気分にさせてもらいましたよ・・・。
そりゃ、メーカーが姉妹ブランドですから製作スタッフだって同じ人がいるんでしょうが、それはないんじゃ
ございませんか?、と小一時間説教をかましたくもなりました。

でも杞憂でした・・・。その後の展開は「DEVOTE 2」なんぞ足元にも及ばなかった。「DEVOTE 2」はただの
盛りのついた女の子とHするだけのしょーもないソフトだったが、この「プリブラ」は完璧だった。ストーリー、
キャラクターの個性、グラフィック、BGMに至るまで納得させるだけのクオリティーを誇り、且つHシーンも
バリエーションの豊富さは純愛ゲームだと思っていたこの作品で良い意味で裏切ってくれる内容だった。

もちろん、細かい点で過不足もあるし不満点も多々有りますが、十分に許容範囲内だったのでゲーム中も
気にならず、集中してプレイさせてもらいました。
さて、それほどベタ褒めだったのでインプレしながらゲームを語ろうと思います。

上でも書きましたが、序盤のストーリーはそのような感じ。そしてI've Soundの『Princess Bride』を使用した
OPムービーはかなりの出来・・・期待が膨らむばかり。あ、因みに実際にプレイする前にヒロインのお気に入りの
順序は以下の通りでした。

枝絵留(しえる) > 聖(きよみ) > 佳央(かお) > 遥奈(はるな) > 愛生(あいみ)

はっきり言って前の2人が本命でしたので、他の3人はさして期待していませんでした。
そして同棲生活が始まって初日にいきなりメインヒロインの聖との初H。どうやら淑女協定により、
全員が一日交代でHするみたい
・・・。中々うまい作りだなぁ、と感心して全員と初(?)体験し終えると
私のお気に入りの順序に変動がありました。

枝絵留 > 聖 > 愛生 > 遥奈 > 佳央

ここで愛生が一気に3位に。最初はよくいる鬱陶しいだけの年下我侭キャラと思って敬遠していましたが、
との初夜を嫉妬丸出しでに詰め寄った姿は、すごく人間味があって俄然興味がでてきたよ。
逆に違和感を憶えたのが佳央。5人の中で浮きまくり、しまいには他のヒロインにも邪魔者扱いされてしまう。
で、ここまでがプロローグでした。ここまでのストーリー運びは最高ですね。これ以降、個別キャラクターの攻略に
移るわけです。攻略は、枝絵留 > 聖 > 遥奈 > 愛生 > 佳央 の順序です。

>とりあえず、枝絵留を攻略・・・・・・

いやぁ、なんて言うか最高でした。枝絵留は私の嗜好にピッタリのキャラだったので(天然系・猫属性)、もう文句なし!
本来は内気で自己主張できない彼女が必死に主人公を誘う姿は最高に燃えます。
あとネタバレになりますが、彼女のシナリオは最後にプレイした方がいいかなぁ。何故、これほど控えめな性格なのか
判りますので・・・。

しかし、意外だったのは。それまでの大人しい幼馴染・優等生キャラだったのが、個別シナリオではガラリと
性格が変わってしまった。
2枚目のカードを行使したのは放課後の教室でのフェラ。そして2,3日後の3枚目を行使
すると、主人公のアナルを自主的に舌で攻めてしまう・・・(主人公は一方的な受身)。更にエンディング付近では
部活の場所である家庭科室で制服を取り替えてイメージプレイまでしてしまう始末(主人公はまたしても受け)。
「性格を変えなくちゃ・・・」とゲーム中に言っていますが、変わるどころか豹変してますよ・・・。
キャラクター的に『3LDK』の千寿と被っていますが、の方が献身的で魅力的です。

>遥奈愛生を攻略

ここまでプレイすると、気になってくるのは遥奈の冷めた言動。彼女のシナリオをクリアして納得しました。
内容は端折りますが彼女の過去と共にもう一つの秘密がわかります。その一途に秘めた想いは彼女の印象を
変えました。Hシーンに関しては全キャラで最も知識が豊富なだけあってアブノーマル物が多かったです。
因みに遥奈と佳央との3Pは興奮しますよ、主人公の喘ぎ声に・・・。

愛生シナリオは他のキャラと違っていたって普通。ロリキャラだけにHシーンも控えめでした。
但し、聖との3Pは興奮しますよ〜 ←こればっかし・・・

>そして最後に佳央

正直、これで佳央の評価が変わりました。今まで邪険に扱われていたキャラですが、彼女と遥奈のシナリオを
プレイすると印象が変わりました。実は物語の中で一番重要なキャラクターだったのではないかと・・・主人公を
中心にした佳央遥奈の三角関係
は見物です。
Hシーンはややアブノーマル物が多いなぁ・・・テレホンセックスとかライトSMとか・・・。

そんな訳で最終的に好みの順序は下の様になりますた。

枝絵留 > 聖=遥奈=佳央=愛生

枝絵留が何とか鼻の差で逃げ切り。他のキャラはほとんど同着で好きなキャラになってしまった。
私にしては嫌いなキャラクターがいないのは珍しいなぁ。それくらい完成されたキャラクターだったと思う。
脇役も味があって良かったけど、何より最大級に良かったのは主人公、本城理人クンでしょう!
彼の声は、ゲーム中で彼の意思の弱さや女の子みたいな外見などのキャラを引き立たせる声質だった。
特にHシーンでは彼の声は異様なまでに艶っぽく、ヒロインの喘ぎ声をも凌駕するほど興奮します。
そのシチュエーションが受身であったり、アブノーマル系だったりすると一層際立ちます。

カミングアウトすると私の愚息は彼の声に反応してしまいます(血涙)。

誓って言いますが私はノーマルです。


<シナリオ> 25

あえて不満点を言いますと、各キャラのシナリオのラストがアッサリしすぎ。もうちょっと山場を作って欲しかった
ところでしょうか。あとキーパーソン的扱いの中谷恭一の存在。かなり重要なキャラなのに声がないのはもったいない!
それと所々に出てくるの母親である早智子との過去が明かされる場面が無いのは不満。
何故、恭一が『プリンセスカード』を持っているのか説明が欲しかったなぁ・・・。

Hシーンに関しては文句なし! 主人公の性格上、大人しめのHシーンか、限りなくMっぽいシーンが多いが、
純愛モノでこのバリエーションの多さは文句なしです。

:決して長編シナリオではないが、この「プリブラ」で私を納得させるだけの内容が凝縮されていました。
それは「全ての女の子には誰かにとってのお姫様になる(なれる)資格がある」という事を
熱く語っているのがこのゲームで一番引かれたメッセージです。
ヒロイン達は主人公と結ばれる為にカードを行使して主人公を誘惑し、時には他のヒロインに嫉妬したりして徐々に
成長していく過程が見事に描かれている。それは主人公にも言えることだが、最初こそ「誰も傷つかずに過ごせれば・・・」と
考えていた主人公だが、やがて好きな相手と思いを通じ合う様になると「傷ついても構わないから、思いを貫く」姿勢に
なっていく姿がカッコ良かった。
私はこの「プリブラ」を人を好きになっていく過程を見事に描いた最良の成長物語だと思う。
最初にも書きましたが不満点はあるものの、私自身の贔屓目で判断して最高点の25点を入れました。

<グラフィック> 20

文句なし・・・と言いたいが、一つだけ大いに不満があります。それはHシーンでのCGの少なさ。折角の初夜シーンにしても
CGが少なくて、すごく損してる気がしますよ。それ以外で不満なんて無いですね〜♪
原画家さんも私好みです。あとOPムービーも中々の出来。

<音楽 / BGM> 20

これについてはまたしても贔屓目になってしまいますが、I'veさんの曲が2曲入った時点でグッドなのに、この曲がかなりの出来
なのでまさに文句なし。特にED曲の「Slegehammer Romance」はいい曲やな〜♪ 結婚式で流したらウケそうだし・・・。
それ以外のBGMも高レベルなのでこの点数。

<システム> 25

バグ無し、不具合無し、おまけにシンプルで快適に使えるのはかなり快適にプレイさせてもらいました。
BGMもメディアに収録してあるので「SNOW」のような目に会わなくて良かった。
唯一の不満点はメディアレスで起動できないこと。

<総 合> 95

もしも買っていない人がいたら、文句なしで薦めます。と言うか、やらなきゃ損しますぜ旦那! ←ダレダヨ・・・
あの激戦区で発売しても遜色ない内容、何よりも定価で2.000円も安いことを考えれば文句なしで購入を
しても損はしません。ゲームも良いし、I'veさんの曲も聴けるんだから・・・。
私なら10.000円でも買いますよ。

<見 所> 

個人的に好きなシーンは結構有りますよ〜♪ オススメは遥奈のエンディングですね。両方とも私の琴線に
触れる台詞が多かったです。シナリオで主人公を膝枕しながらのシーンは何故か感動しました。「王子様の玉座は
お姫様の膝の上」
というのはカッコ良かったです。遥奈シナリオはエンディングで佳央とのキスシーンと遥奈
心の告白
はジーンときてしまったよ。


<後 述>

このレビューはあくまで私的見解ですのでゲームの印象は人によって変わるとは思いますが、私は「プリブラ」が
かなりの傑作に値するソフト
だと思います。やっていない人は是非買ってみてください。色々と語りたいことが
ありましたが、こんなに長く書くとは思いませんでした・・・(泣)。

130cmはこれからの注目メーカーになりました。次回作も期待して待つとします。
さて他の積みゲーをしますか・・・・・・。

03' 10月04日 静流


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