| あかね色に染まる坂 | ||||
| メーカー | 原画 | シナリオ | ||
| feng | 涼香 / 和泉つばす / なちゅらるとん / 澤野明 |
サイトウケンジ | ||
| 総合点数 | オススメ | シナリオ | CG | BGM | システム |
| 125 | 70 | 15 | 20 | 15 | 5 |
ラブコメではなく恋愛モノとして
| 青葉と〜 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
末莉の〜 | |
![]() 茉理 |
イケてない エロゲーレビュー〜♪ |
![]() 青葉 |
![]() 茉理 |
それでは早速今回取り上げたfengさんの「あかね色に染まる坂」のレビューに入りたいと思います。発売直後から色々と物議を醸していた作品ですが実際の所、青葉おねーさん的にどうだったんですか? | |
| まあ言いたい事は解らなくも無いわね。実際に色々と意見はネットで見れたけどプレイしていて解る部分は多かったし。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
という事はやはり問題点が多かったんですか・・・。 | |
| ただ、その言っている意見というのは結局の所ユーザー自身が勝手に期待していた部分も多かったから作品自体を批判するのは少しばかり間違っている気がするわね。ここら辺は前回レビューした「君が主で執事が俺で」と少し似通っているわ。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
つまり前作と比較してしまって期待はずれと感じている人が多かったという事ですか? | |
| そういう事だと思うわよ、意見を見ていると(−− 私は一通りプレイすれば比べる事自体がおかしいと気付けると思うんだけどね。だって明らかに中身は別の作品なんだし( ゚Д゚)y─┛~~ |
![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
でも設定とかはほぼ前作の「青空の見える丘」と同じですよね・・・・・・しかもキャラクターには前作から登場している方も居ますし誤解する人も当然いるでしょうね(^^;; | |
| そこの所はあとでウチのアフォが語るだろうし、作品とは無関係だから端折るけど(−− で、実際の所プレイすると前作とは完璧に違う作品なのよね。青空の見える丘は幼馴染との学園ラブコメだったけど、あかね色に染まる坂は真面目な恋愛モノだったのよね。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
私はちょっと意外ですね〜。体験版では割とギャグの部分が多かったので青空の見える丘のような展開があるのかと思っていました。 | |
| まあ、その辺は青空の見える丘の良い部分が活かされていたけど、シナリオの本筋は間違いなく恋愛をテーマにしていたわね。それが良く出ていたのが実妹の湊シナリオだったし。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
折角ですのでシナリオの話を伺いますが、恋愛モノと青葉おねーさんは仰ってましたが実際の所内容は良かったんでしょうか? 先ほどのネットの評判も単純に期待していた内容が違うというだけとは思えないので・・・・・・。 | |
| それは確かにその通りでヒロインによって随分シナリオに差があったり扱いが違っていたのは事実ね。でもあれほど批判されるほどではなかったけどね(−− 部分的にせよシナリオ的には面白いと感じるものは多かったわ。例えば湊とかなごみ、批判の多いつかさとかも良かったわ。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
それでは良い部分ってどの辺りですか? | |
| まず挙げておきたいのが実妹を攻略対象にしたシナリオなら湊シナリオは屈指の出来だったんじゃない? まあラストがかなりお座なり感が否めないけど(−− あとはやっぱり青空の見える丘から続くキャラクターの魅力の良さとテキストの面白さもあったわね。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
実妹シナリオの屈指の面白さというのは気になりますねw 具体的にはどうだったんです? | |
| 個人的には実の兄を慕い、今の関係を崩したくないという想いと実兄の許婚でライバルでありながらも初めて出来た友達の優姫が婚約を解消する事によって失う事を恐れて付き合いたくも無い男性と付き合おうとする辺りの葛藤とか、想いが通じ合った後の不安感なんかも結構リアルでよかったわね〜。そして何気に脇キャラも活躍して面白かったし冬彦とか・・・・・・それだけにクライマックスの腰砕けにはガックリきたけどね(−− | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
でも魅力あるキャラクターというのとテキストが良かったのは判りますね(^^ 相変わらずギャグが面白かったですし、キャラクター同士の掛け合いも楽しめましたから。 | |
| そういう良い部分があるだけに悪い所が結構目に付いて気になったのも批判された要因じゃないかしら? | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
私が気になったのは話数がすごく多かった所ですかね。アレでテンポが悪くなっているような気がしましたが・・・・・・。 | |
| それと共通シナリオが2/3ぐらい占めているのもちょっとね・・・・・・(−− 既読スキップで飛ばせるとはいえ結構苦痛だったわ。あとはやっぱりラストの展開が今ひとつで盛り上がりに欠けていたのも痛かったわね。正直、まともだったのは白石 なごみシナリオぐらいだったし。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
・・・・・・やっぱり今までシリアスな展開のシナリオを書いていないので慣れていなかったのでしょうか・・・・・・? | |
| 単に時間がなかっただけじゃないの?(−− 実際、あちこち不具合や誤字も多かった所をみると。もう少し開発に時間をかければよかったように感じる部分が多かったのは確かね。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
それで結論として面白かったんですか? 詰まらなかったんですか? | |
| 冒頭でも言ったけどラブコメを期待していると期待外れになるわね。少なくても真面目な恋愛モノとしてはそれなりの出来だったし、キャラの出来やテキストの面白さを考えれば十分面白いと言えるでしょう。勿体ないと感じる部分が多いのが玉に傷よね。 | ![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
もう少し発売日が先なら結果は違っていたかもしれませんね(^^;; | |
| 体験版の事も含めて、ね。 まあ、やっぱり比べる事の残酷さというものを今回嫌というほど味わったわね。同じメーカー、同じスタッフが携わったからって勝手に期待して勝手に批判するのはどうかと思うわ。責任が無いわけじゃないけど一方的なのはどうも好きになれないわ。 |
![]() 青葉 |
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![]() 茉理 |
それは同感ですね・・・・・・。 |
| シナリオ | 青空の見える丘から引き続きサイトウケンジさんがライターとして担当しましたが、人間向き不向きがあるんでしょうか? 前回とはうって変わってシリアスな展開のシナリオだったのですが精彩を欠いた話が多かったように感じます。特にクライマックスの展開に不満を覚えるものが多く、なまじ途中まで面白いだけに「最後があれじゃあ・・・」と感じてしって残念。何より前回同様話数を区切るシナリオも20話を越える数だとテンポが悪くなってしまうのもマイナス要因。しかも共通している部分が大半ではいくら面白くても何度も見てたら飽きますよ〜(;´Д`) 誤字も多く、時間がなくチェックできなかったのが解ってしまうのもなんだかなぁ・・・・・・。 とはいえテキストの面白さやキャラクターの設定がしっかり出来ていたのは前作同様良かった。声優もマッチしていてキャラ同士の会話は何度見ても楽しめましたよ。冬彦、杉下先生、主人公の父親といい良い味を出していていましたねぇ〜。個人的には父親はもっと活用しても良かったように思えましたが・・・。 折角ですのでキャラ別のシナリオについても語りますと、 ■片桐 優姫 メインヒロインの割に印象に残らない普通のシナリオでしたね・・・むしろ脇に回った時の方が活躍していた気がします。特に湊シナリオで再登場した時は読めていた展開なのに感動しましたからねw ■長瀬 湊 もう1人のメインヒロイン。主人公である実兄と友情に苛まれて他の男と付き合おうとする展開は賛美両論ありそうでしたが個人的には良かった。しかも通じ合って無理矢理に別離させられた後の主人公が自暴自棄になる展開はかなりグッと来ましたね。他のキャラがあれだけ動き回ると最高に面白い。それだけに最後のあのオチはねぇ・・・・・・優姫が戻ってきた意味がないんじゃないかなぁ・・・。 ■霧生 つかさ レギュラーヒロインなのに扱いがオマケのミコトより悪いという不遇キャラ。しかも他のシナリオの出番も少なく、シナリオ中では別の男と付き合っていた過去すらあり恐らく最も嫌われるキャラではないかと思う。でもシナリオ自体は良かったんじゃないのかな? あの友達以上恋人未満の関係は悪くないし、ああいう関係で終わったのも納得いったけどね、つかさの性格を考えれば。 ■白石 なごみ 多分全キャラのシナリオで一番まともで楽しめたシナリオではないかと。普段の丁寧且つ毒舌は何気ない会話でも楽しめたし、付き合うようになってからの照れ隠しの物騒な毒舌も非常に萌えました。後半のアクションシーンも良かったけど、あの場面で「なごワープ」とか笑わせていただきましたよw ■椎名 観月 優姫同様に個別シナリオよりも他のキャラのシナリオの方が面白いキャラでしたね。一応、黒幕らしいのですが全然らしさがなかったなぁw ラストの展開も盛り上がらず終わってしまったので印象は薄目。 ■橘 ミコト 個別シナリオは一応外伝扱いなので本編には含まれていませんが、そのくせ本編の共通部分が多いのに既読スキップが使えず結構イライラさせられた序盤でしたが後半の主人公と湊のトラウマ部分の鍵を握っているだけに面白い展開でしたが・・・・・・肝心のミコトよりも彩の印象が強くなってしまったのは誤算か? まあファンタジー展開のご都合主義になっていましたが面白かったですよ? しかし改めて青空の見える丘をプレイしたら確かにリボンは片方しか付けていなくてちょっと驚きましたよw という事は結構前から考えていた話だったんでしょうかね。 どうも賛否のあるミコトシナリオですが個人的には良かったように思えますね。あかね色に染まる坂本編というよりも青空の見える丘とを繋ぐ一種のファンディスク的なシナリオと考えれば楽しめました。 |
| 原画・CG | 今回はSDキャラも含めると4名の原画家さんが競演していましたが青空の見える丘の印象が強いだけに悪いとは思いますがなちゅらるとんさんのキャラデザは少しばかり浮いていましたね。しかもそれがつかさというのが一層キャラとして疎外感があったように感じます。 Hシーンはミコト以外は本編に3つとオマケで1つの計4つ。でも少しばかりCG枚数が少なく不満がありますね。これだけ原画家さんがいるのですからもっと枚数は増やしてもいいと思うのですがねぇ・・・・・・。 |
| システム・操作性 | とにかくバグや細かい不具合が多く必然的に減点せざるを得ませんでした。あと、話数毎にナレーションが入りますが自動再生でなくクリックというのもテンポを悪くした要因の一つ。個人的にはシステム全体が青空の見える丘の時と比べてチープになったように感じましたが気のせいでしょうか? |
| オススメ度 | まずプレイする前にこの作品がラブコメでないと覚悟する事が肝要。その上で楽しむ分にはキャラクターの魅力やギャグが面白いので良いと思います。購入前に体験版のプレイは必須。ネットでかなり情報が出回っていますが惑わされず自分の判断で買うべきでしょう。 当然ですが事前に青空の見える丘をプレイしておくとより一層楽しめます。ほぼ同じ設定と世界観で全く毛色の違う作品を作ろうとしていたのが良く判りますから。 |
| My Favorite's | 私にしては珍しく年下コンビの長瀬 湊と白石 なごみの2人でしょう。 湊は言うまでもなく髪を下ろした所でやられました(ぉ そしてお約束の裸Yシャツも狙い打ちすぎですw そしてなごみも会話するだけで面白く、しかも髪をあげて始めてちゃんと顔を見たときの赤面CGは今作品の最萌えシーンでしたよ。 |
| 備考 | 何故、あかね色に染まる坂がこれだけ批判を受けているのか。 それは間違いなく情報の露出があまりにも少なかった事による一種のヒステリー的な拒否反応だったと思いますね。公式ページにもシリアスな展開になることは殆ど書かれていなかったし、あまつさえ体験版は本編発売前の日前というギリギリでしたから。私が常日頃言う「広報活動の重要性」というものの認識の甘さが今回の騒動だったという事でしょう。 しかし、情報がなければどんな作品かも解らず勝手な期待感で揶揄するのもどうかと。ゲームとは本来遊んで判断するべきだと思う。少なくても一方的な批判を受けるような出来ではなかったという事は事実として述べておきたい。 |
2007年08月07日 草薙静流