はるのあしおと |
| ソフト評価 | 85 |
| オススメ評価 | 75 |
| メーカー | minori |
| 原画 | KIMちー |
| シナリオ | 鏡遊 / 北川晴 |
良質の成長物語だと思うけど・・・
![]() 茉理 |
こんにちは皆さん。 今回のレビューはminoriさんの「はるのあしおと(以下、はるあしと略)」を 取り上げようと思います〜♪ |
|
| 一通りプレイした感想としては、ようやく完成度の高い作品が作れたといった感じ かしらね。「Wind」の時のような無理やりな展開がないからシナリオは良かったわ。 |
![]() 青葉 |
|
| シナリオは等身大の設定だから以前に比べると練り込まれていて解り易かったし、 物語のテーマである『成長』という観点からもとても完成されていたしね。 |
||
| だからといって手放しで褒められないけど( ゚Д゚) | ![]() 青葉 |
|
![]() 茉理 |
え、えと、私はかなり良かったとは思いますし、それほど欠点はなさそうですが・・・(^^;; | |
| 欠点というか、感情移入し辛いのよね、この主人公に(#゚Д゚) | ![]() 青葉 |
|
| あ〜、それはとっても解るわ、気持ちは一緒だよw 主人公のネガティブというか後ろ向きな性格にはいい加減嫌になったよ。 確かに後半は成長しているんだけど、前半の展開はどうもねぇ・・・・・・。 |
||
| 第一、片思いの相手に振られて故郷に尻尾巻いて逃げ帰って来て、勢いで 女子高の臨時教師になったかと思うと振られたこともアッサリ忘れて生徒に 手を出しているし・・・・・・ヘタレもいいところね |
![]() 青葉 |
|
| ヘタレなのは間違いないよな・・・・・・どうしてもヒロイン4人が主人公に惚れている 理由が判んないんですがw |
||
![]() 茉理 |
そ、それは主人公の樹さんは優しいですし・・・・・・(^^;; | |
| それくらいしか褒められる点がないんだけど ( ̄A ̄)-3 それに結局は他人に頼っていて最後にならないと自立しないような典型的な 駄目人間よ? |
![]() 青葉 |
|
![]() 茉理 |
(゜口゜;)うっ・・・・・確かにそうですね・・・・・・(汗 で、では少し違う点からレビューしたいのですけど、それぞれの個別シナリオを 批評したいのですが、まずは桜乃 悠ちゃんから。 |
|
| なんつーか可哀想だけどメインヒロイン3人の中では最も平凡なシナリオだったな | ||
| まあ、シナリオの展開が予想ついていたしね。良く言えば王道のシナリオだけど それだったら隠し(というものでもないけど)シナリオの篠宮 智夏の方が 良かったと思うわ。 |
![]() 青葉 |
|
| しかもキャラのCGがアレだから個人的にはどうもね・・・・・・。 | ||
| 好き嫌いは間違いなく出るシナリオでしょう、これは。 | ![]() 青葉 |
|
![]() 茉理 |
・・・・・・手厳しい評価ですね(^^;; 次は藤倉 和(なごみ)さんですが。 |
|
| 結果から言えば和がはるあしの真のヒロインだと思ったけど。 和シナリオだけエンディングは2つあるしね。 |
![]() 青葉 |
|
| この和シナリオの作り込みは他の3人とは別格なくらい深かったしね。 何より主人公と親友のゆづき、そして自分の"夢"との狭間で悩みながら 成長していく様が細かく描かれていて、この和シナリオがなければはるあしの 評価はここまで高くなかったと思う。 |
||
| 和シナリオはそれぞれのキャラクターの心情が上手く表現されていたから 本当の意味でのメインシナリオだと感じるわよ。特にゆづきが投稿して受賞した 小説の授賞式を辞退することで和と言い争ったあとで主人公との会話は ゆづきの本音が垣間見えて凄いと思ったわ。 |
![]() 青葉 |
|
![]() 茉理 |
あとは教頭代理(笑)の楠木先生の過去の思い出を語る場面もいかにもな感じで ジ〜ンときましたね(^^;; |
|
| この和シナリオが一番判り易いけど、とにかく演出面がとても優れているのが 一目で判ると思う。例えば放課後での図書館のCGとか楠木先生と空き教室や 職員室で話す場面とかとにかく綺麗だったよw |
||
![]() 茉理 |
じゃあ次は楓 ゆづきさんですけど。 | |
| さっきも話したけど和シナリオで感じたゆづきのキャラクターの違和感の 正体が良く判るわ。ただの天然ボケの小娘じゃなくて、生い立ちからくる 圧倒的な世間との"隔絶"というものが理解できるわね。 |
![]() 青葉 |
|
| 特に主人公とゆづきの関係が深くなるにつれて互いに自立しないといけないと 感じてくる主人公の葛藤は結構良かったかな。終盤の主人公が再び東京に 行くのを見送ったあと、校庭のベンチで嗚咽するシーンもグッときたし。 |
||
| シナリオでは和には劣るとは思うけど、決して悪くなかったわね。『成長』という 点では3人の中では1番成長していたと思うけど? |
![]() 青葉 |
|
| 確かにそうだと思うね。最後には自分で考えて前に進んで歩き出したゆづきは 本当に綺麗だったな。 |
||
![]() 茉理 |
それじゃあ最後は幼馴染で保険教諭の篠宮 智夏さんですが・・・・・・。 | |
| え〜と一言、短いシナリオだなw | ||
| 少しばかり展開が急すぎるわね、このシナリオは。 前の3人が割りとジックリ物語が進むのに、この智夏シナリオは肉体関係までの プロセスがあまりにも早すぎよ。 主人公との昔からの関係があるからといって、振られて間もない主人公がいきなり 付き合いだすのは如何なものなのかしら? |
![]() 青葉 |
|
| 正直、主人公の心変わりというか変わり身の速さはある意味尊敬するけどなw エンディングを見れば判るけど智夏シナリオが事実上のはるあしのメインシナリオっ ぽい扱いになっている割にシナリオの作り込みは甘すぎだよ。 別に悪いシナリオではないけど、最後にプレイするには物足りなさはどうしても 感じてしまうし、おまけに・・・・・・ |
||
![]() 茉理 |
おまけに? | |
| アレでしょう? 智夏のCGがあまりにもロリ過ぎるのが駄目なんでしょう? |
![]() 青葉 |
|
| ・・・・・・まあ、智夏に限らず登場人物全てに言えるけどね・・・・・。 どう見ても○学生としか思えない様相なのは萎えるよな、流石に・・・・・。 |
||
![]() 茉理 |
あえてシナリオで順位をつけるなら 藤倉 和 > 楓 ゆづき > 篠宮 智夏 = 桜乃 悠 ですかね? |
|
| そうだね。プレイする順序なら、 桜乃 悠 → 楓 ゆづき → 藤倉 和 → 篠宮 智夏 の方がいいとは思う。 あと、この作品にゲーム性は求めないように。純粋にシナリオで魅せる作品ですので ジックリと味わってプレイしてくださいな♪ |
| シナリオ | 20 | 学園恋愛モノとしては良質であったのは間違いない事実。しかし、それも演出とCGが あってこその評価でしょう。普通のADVだったら凡作程度の評価で終わっていると思う。 主人公とヒロインの成長物語としては評価できるものの、ヒロインによって大分シナリオの 出来に格差があるのが気がかりだった。 |
| 原画・CG | 25 | とにかくイベントCGの半端でない量と質には溜息が出ますねw minoriさんは昔からCGはとにかく高品質だったのが、はるあしでは更に一段高い レベルに引き上げられていました。特に背景のCGのレベルは今年発売されたゲームでは 1、2を争うクウォリティーなのは事実。これだけでも買う価値はあるでしょう。 で、褒めておいてなんですけど欠点も多少ありまして・・・・・・。 私の好みになりますが、原画のKIMちーさんの原画は私にはイマイチ好きになれなかった です。メインヒロインの3人がどうみても幼すぎたし、何より主人公が高校生くらいにしか 見えないのも考えものでしたね(^^;; あとはminoriさんの作品のウリである新海 誠さんのムービーですが、はるあしを 実際にプレイするまで知らなかったのですがEDは違う方が担当なんですねw 流石にムービーの出来が、ね・・・・・・決して悪くはないけど、どうせなら新海 誠さんで 統一して欲しかったです。 |
| 音楽・BGM | 20 | こちらもゲームに実に合っている楽曲が揃っていて聴いていて心地よかった。挿入歌も オープニングとヒロインごとにエンディング曲も合わせて5曲もあるのは豪華ですね。 唯一の不満点はBGMモードで挿入歌が聴けないことでしょうか。 |
| システム・操作性 | 20 | かなり洗練されたシステムには感動しました。必要な機能は全て揃っていますし、 レスポンスもいいのでストレスは溜まりませんね。 特筆する機能としてはバックログを見ると、場面も全て巻き戻してくれるので かなり便利で見逃しても安心できる機能でしたね。 |
| オススメ度 | 75 | 先に書いてありますけど、最終的には主人公の性格とキャラクターにどれだけ感情移入 出来るかで悩むところでしょう。ゲーム性は皆無なので純粋にストーリーを追ってみる だけの作品ですので気を付けないと痛い目を見るかもしれません。 |
| My Favorite's | -- | やっぱり藤倉 和(なごみ)が一番でしょう。 普段はクールなのに主人公に褒められて戸惑っている姿とかは萌えましたw 非攻略キャラなら楠木先生も良かったです。個人的には智夏シナリオよりも 楠木先生のシナリオの方がしっくりくる気がします・・・・・・。 |
| 備考 | -- | 長年待たされただけに流石に作品全体の出来は良かったです。今回のはるあしで Windで指摘されたシナリオの弱さも解消されたので、次回作の「ANGEL TYPE 」も 期待できるので今年のうちに発売することを期待していますよ☆ |
2004年8月9日 草薙 静流
■戻る