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最果てのイマ |
| ソフト評価 | 45 |
| オススメ評価 | 45 |
| メーカー | XUSE |
| 原画 | あらきまき |
| シナリオ | 田中ロミオ |
凡人には解りません
※ネタバレ注意 これからプレイする方は 読まないほうが良いですよ 長かった・・・・・・ この作品は本気で 長かったYO ! ! ! ! ! ! ! ! ! (;´Д`) シナリオライターが田中ロミオ氏だから多分長編だろうと思っていましたけど、こんなにも長い話とは・・・・・・。 しかも長いだけでなくダントツに難しいんですよ、お話が(泣 お陰でテキストをじっくり読みながら進めていたら恐ろしく時間がかかってしまいました・・・・・・_| ̄|○ そんな訳でようやくレビューにまで漕ぎ着けたんですが・・・・・・・・・・。 ぶっちゃけ、このお話ってどうよ?(ぉ 私は決して難しい話は嫌いじゃないのですが、この「最果てのイマ」は訳がわからなかったです(ぉ 面白いとか詰まらないとかいうレベルを超越した難解さがこの作品の全てだった気がします。 無論、「面白い」と思う部分も確かにありましたよ・・・・・・ごく一部でしたけど。 実際、うちのサイトで毎月行なっている アンケートで2位になるくらいですから面白いと感じる人が居るのも確かですから、おそらくは楽しめるポイントを理解できるか どうかなんでしょうけどねぇ〜。 とりあえずシナリオごとに語っていきましょうか。 ■紅緒 あずさ ヒロインの中では最年少ながらも主人公の貴宮 忍(あてみや しのぶ)とは最も古くからの付き合いがあって、7人の仲間を 形成する切欠にもなった重要人物・・・・・・・・・・・と書くとメインヒロイン扱いされている気がしますが、実際の作品中の扱いは 限りなく冷遇されていました(ぉ 冷遇具合が解るのはシナリオの短さと詰まらなさが物語っていましたね。 <1週目> シナリオ自体は単なる恋愛シナリオが殆ど。そして中盤以降にあずさとあずさの母親の微妙な親子の問題が出てきて 多少シリアスになります。 まあ、いってしまうとあずさの母親という人物はイッてしまっている人間であずさにDVしているような かなりヤバい母親ですが・・・・・・小○生の忍に対して家庭内の秘密をマジトークするくらいに(;´Д`)ァゥ んでもってラスト辺りでエッチしたら何時の間にか母親が死んでいるし・・・・・・訳解んないのですが。 <2週目> 多少、忍の秘密やら南 レイとか出てきますけど、やっぱり詰まんないです。 ・・・・・・後々になって、幼い頃重傷を負ったあずさに忍がとある事をした事によって2人の精神的な距離が近くなるという 設定が出てくるんですが、その時にはあずさは登場しないので無意味な設定だよなと思ったり・・・・・・確かに言われれば 「ああ、あれか」というシーンもあるけどシナリオが面白くないから特別感動もしませんでしたね。 ■本堂 沙也加 おそらくヒロインキャラにおいて最重要人物なんですけど出番が少なすぎですね('A`) そして、ある意味この作品で最も過激で問題のあるシーン担当のキャラだったりします。 私は結構好きなキャラなんですがね・・・・・・。 <1週目> こちらも比較的ほのぼのとした話なんですが後半になると急展開。 なんだか忍の住む町で異常者を見つけたら魔女裁判にかけられるとかで行方不明だった沙也加はあっさりと殺されるので すげーバッドエンド風味で後味悪すぎ_| ̄|○ ちなみにこのシナリオから伊勢崎 宗多が登場しますけど死んでしまえと心底思った(何 <2週目> この2週目こそがこの作品で最も このシナリオは小○生の時の話が中心ですがようやく沙也加の設定がでてくる訳ですがあっさり人を殺しすぎです(;´Д`) とはいえ小○生の沙也加はすげー可愛いんですよ!!←これが言いたかった ちよっと忍に誉められると顔を真っ赤にして照れ隠しをする仕草とかが TA MA RA NA I (*´д`*) そんなこんなで中盤以降になると伊勢崎 宗多らイジメを行っていた4人組が沙也加と忍が担当していた飼育係のウサギを なぶり殺しにしたせいで逆に沙也加の力が発動して八つ裂きにしてしまうシーンは快感だった(何 そして汚れた沙也加を忍が家まで連れて帰ってくるんですけど・・・・・・。 ここで問題となるシーンが。 えっ・・・・・・マジ・・・・・・・ /ヽ /ヽ / ヽ / ヽ ______ /U ヽ___/ ヽ | ____ / U :::::::::::U:\ | | // ___ \ ::::::::::::::| | | | | | U :::::::::::::| | | .|U | | ::::::U::::| | | | ├―-┤ U.....:::::::::::::::::::/ | |____ ヽ .....:::::::::::::::::::::::< └___/ ̄ ̄ :::::::::::::::::::::::::| |\ | :::::::::::::::::::::::| \ \ \___ :::::: やっちゃってる ヤッチャッテル YACCHATERUYO ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! (゚∀゚)>ヲチツケ よくソフ倫通りましたよね・・・・・・私の中ではこの作品で一番盛り上がったのはここだったり>マテ その後は何故か生き残っていた伊勢崎 宗多が復讐に来ますが、当然の如く沙也加の返り討ちにあって死亡w そして完全に 去ってしまいます・・・・・・。 このエンディングを見ると月姫の秋葉シナリオと良く似ていますねぇ〜。 特に全然報われなくてバッド風味なところとか(ぉ ・・・・・・しかし、戦争編で解る事ですけどかなり重要な設定があるキャラなのに全然活躍していませんよね? 忍が居なければ代わりに王たる能力を秘めているのに、結局最後まで登場しないんだから伏線とか設定を活かせてないなと。 キャラデザとか設定は魅力的なだけに惜しいなあ・・・・・・。 ■塚本 葉子 おそらく全ヒロイン及び戦争編を通して私が一番面白かったシナリオ。 キャラの魅力も設定もシナリオもバランスが良かったのが勝因。 このシナリオが作れるなら他のシナリオも同様に作って欲しかったなと私は思いますが・・・・・・。 それにしても葉子、というか斎(いつき)との兄弟のやり取りはとても良かった。 他のシナリオでも設定が活かされていて 常にイタズラをしようとする葉子のお茶目さには癒されましたなあ(*´Д`) <諸事情により2週目の話だけ> 1週目がバッド風味の終わり方でしたけど2週目はとても良かった。 何故なら後半は忍が居なかったから(ぉ 葉子と斎に友達になるように半強制させた忍との過去の件はキャラクターの設定としてはかなり良かったと思いますね。 それのお陰で葉子が忍に好意を抱いている点も納得できますし。 展開としては過去に罪を犯して少年院に入っていた塚本兄妹の主人にして葉子が許嫁になっている門倉が戻ってきて 忍を自分の部下にしようと暗躍し、やがて門倉が忍に対して塚本兄妹を自由にして欲しかったら連続殺人犯を捕まえろとの 賭けを言い渡すんですが、実は犯人はフリークス化した門倉だったというオチでしたがw 最終的には斎が主人である門倉の言いつけ通りに犯人であるフリークス化した門倉の首を斬首して一件落着(ぇ 最後の塚本兄妹の会話は実に2人の性格を表したもので、これだけでも私は評価できますね♪ 逆を言えば、葉子シナリオがなければ「最果てのイマ」という作品は殆ど評価できない作品ということでFA>マテ 個人的には2週目のメイド葉子に激しく萌え。 そして当然Hシーンも堪らないものがw 葉子かわいいよ葉子(*´д`*) ■伊月 笛子 7人の仲間の中では一番歴の浅いキャラクターで学校も別の進学校に通っている眼鏡っ娘。 生真面目で潔癖症だけど他のキャラのシナリオだと結構良い味を出していて良かったですね。 でも笛子シナリオは詰まらなかったんですけど(;´Д`) <1週目> 序盤は以下略(何 だって面白くないし。 後半になるとまたしても伊勢崎 宗多が絡んできますが章二に助けてもらって難を逃れます。 やがて笛子が引き篭もりになって仲間の元に来なくなると町で連続殺人事件が起きて、それを調べていた章二が死亡。 途方に暮れている内に何故か姉の千鳥とエッチしている忍・・・・・・・そんなことしている場合なの?('A`) 展開が訳解んなくなっていたら、連続殺人の犯人が笛子らしいと判明した途端に笛子から呼び出しを受けて待ち合わせの 場所に行くと伊勢崎 宗多と笛子が待っていて、ここでようやく笛子がスパイだった事が判明して最後には笛子に拳銃で 撃たれて死亡エンド。 書いていてアレですけど全然理解できないシナリオで激しく鬱_| ̄|○ <2週目> 展開はほぼ1週目と同じですがここで疑問が。 確か1週目で小○生の時に忍が笛子を連れてきたのに何故か高校時代に出会ったイベントがあるのは何故? 多分伏線なんでしょうけど、説明しない伏線は伏線とは言わないと私は思うんですが・・・・・・もうちっと何とかしろよ、本当に。 ちなみに最後は病気(?)が発症しそうになって錯乱しそうになった笛子を忍が助けて(?)終わり。 ここも後々説明が出てくるんですが登場しないから(以下略 それにしても笛子シナリオで最大の不満はHシーン。 別に笛子シナリオに限らず、作品全体のHシーンは救いようがない出来&展開なんですが>マテ 胸がヒロインの中で最も大きくスタイル抜群という設定が全く活かす気がないHシーンは腰砕け・・・・・・そりゃあんまりじゃねーか 田中ロミオ氏(´д⊂ ■戦争編+エピローグ さてこの作品で最も重要且つ意見の分かれるであろうシナリオ。 「最果てのイマ」という作品が好きな方はおそらく一番好きなシナリオだと思うし、そうでない方はこのシナリオで脱落したと 思います・・・・・・ちなみに私はそうでした。_| ̄|○ このシナリオはかなり難解な上に専門用語の多さと解釈の仕方の問題もあるので私の感想のみ書かせていただます。 まず私の感想として、とても楽しめる内容ではなかったことを最初に言わせて貰います。 詰まらないと感じた最たる要因。 それは・・・・・・。 群体が目に見える存在でなかった事。 もう致命的でしたね、これ。 正直まだ異性人の侵略とかの方が面白かったなと。 まさか人類の敵というのが精神体の集まりだったとは・・・・・・これじゃあ面白い話になる訳ありませんよ┐(´-`)┌ だって、 精神体 → 目に見えない → CGなんて描けるわけないっす('A`) という悪循環に結びつくんですから・・・・・・只でさえ、演出皆無の作品のクライマックスに出てくる敵が目に見えないんじゃ 戦いを表現する方法なんてたったの一つですよ。 溢れんばかりの文章垂れ流し 最後がただクリックするだけの作業なんて寂しすぎますよ、真面目な話(;´Д`) プレイしていない方に言わせて貰いますが、本当に戦いに関する、というか戦争編のクライマックスにおけるCGなんて 片手で数えるしかないです。 もっと言えば戦争編の総CG数自体10枚ぐらいしかないんですから・・・・・・盛り上がれという 方が無理! ・・・・・・ゲームというより小説を読む感覚に近いと思いますけど・・・・・・これがageやニトロプラスだったらもっと上手く作れたと 思ってしまうのは仕方ないと思うよ・・・・・・。 それではシナリオにも触れておきましょうか。 結局、忍のUSERの資質の中でも『王』と呼ばれるほど強力な力で、忍が群体の存在を11年前に予知した事で組織が 作られてそれに対抗するためのUSERを育成して群体の来襲に備えていた・・・・・・という設定がメインな訳だけど、そこに行き 着くまで無駄に長すぎのような・・・・・・正直、途中で起きる灰野の反乱なんて噛ませ犬もいいところでしたね(;´Д`) そしてエピローグのあれ・・・・・・一体全体なんだったのか・・・・・・。 俺は十数時間かけて エヴァンゲリオンをプレイいたのかと(ぉ 仕舞いにはすっかり忘れていた存在の伊勢崎 宗多が実は仲間だったというオチは非常に興醒め。 だったら群体との戦闘で死んだフランシス・θの立場って・・・・・・(´д⊂ 私が最終的に戦争編で感心したのは忍とイマの関係くらいでしたね・・・・・・まさか脳腫瘍が特殊な力を持っているなんて 設定は中々思いつかないし(^^;; ラストはややご都合主義ではあったが納得はしました。 エピローグは論外ですがヽ(`Д´)ノ |
| シナリオ | 10 | シナリオライターはご存知田中ロミオ氏。 ぶっちゃけ言えばCCよりも数段劣っているシナリオでしたね。 失敗した原因は幾つかありますけど1つは間違いなくヒロイン達を戦争編に登場させ なかったこと。 これは幾らなんでも拙かった。 結果としてヒロインのシナリオと戦争編は あまり関係した話になっておらず、印象として別の話をくっつけただけという感じが するのは私だけだろうか? そして2つ目は戦争編における設定と注釈の難解さ。 これがあまりにもくど過ぎて 逆に物語りに入り込みにくい要因だったと感じましたね。 特にリンクによる専門用語の 解説は混乱の原因にもなっていた気がします・・・・・・リンクを辿った先に更に複数の リンクが貼られているために無用な混乱に陥ってしまうこともあった。 最後の3つ目は伏線の説明があまりにも遅かったこと。 最初のヒロインシナリオで貼るだけ貼って、説明されるのがエピローグというのは あんまりではないでしょうか? これでは沙也加の能力の意味なんて本当に無いに 等しい・・・・・・活かすつもりがないのなら最初から個別シナリオの中で説明するべきだろう。 あと個人的にはヒロインシナリオを2回プレイさせる必要があったのだろうか。 あれなら1回できっちり作った方が解り易かったのではないかと。 ボイス無しは賛否両論。 声の有る無しは個人の好みではあるものの、こんなに難解な作品なら付けておけば とりあえず楽しめたと思いますが・・・・・幾ら面白い作品だったとしてもツカミに失敗している ようでは誰も遊びたいと思う作品にはならないでしょうね。 それでもこの点数なのは設定に非凡なものがあるから。 本当に設定は良かったんですからもう少しそれを活かす方法を考えて欲しいところ。 |
| 原画・CG | 5 | 原画担当は「永遠のアセリア」で担当したあらきまきさんですが、今回の絵は以前と 違ってとっつきやすい絵で私は好きでしたね。立ち絵のバリエーションも豊富だし、CGも 綺麗で満足していますが・・・・・・。 それにしたってHシーンの酷さは筆舌に難いですよ・・・・・・大抵のHシーンはいきなり 前戯なしで始まっているし、酷いものは既に挿入した段階で突入して終わりという 最悪なものばかり。戦争編なんてHシーンは千鳥の陵辱シーン1つしかないという呆れて ものも言えませんよ・・・・・・。 イベントCGにしても数はとても少なくて、シナリオの長さに見事に半比例しています。 間違ってもこの作品にエロを求めてはいけない。絶対に後悔しますので。 |
| 音楽・BGM | 20 | 全体的に静かな曲が多かったですね。 クラシックの曲もあって作品の雰囲気にはとても合っていましたね♪ あとは作品が面白ければ文句なかったのに・・・・・・。 |
| システム・操作性 | 10 | このシステムで一番評価できるのはシナリオをチャプターで区切っているのでプレイ したいシーンに飛べるのは凄く助かりましたね〜♪ ただ、それ以外はかなりかったるいので修正して欲しいところ。 |
| オススメ度 | 45 | 単純なエロゲー作品としてみた場合、完全に地雷クラスなのでそれ目的なら回避した方が 身のため。 しかし、難解なシナリオや設定好きなら買って損はないと思う。 それでもこの作品に7000円も投資するのはやや問題かなあ・・・・・・好き嫌いがハッキリ 出るのでお金と時間に余裕がある人向けなのは確かです。 |
| My Favorite's | -- | 文句なく塚本兄妹でしょう。 寡黙な兄と電波っぽい妹の忍に対する想いはなかなか厚くて好きでしたねw 時点として沙也加も良かったのですが、いかんせんエンディングの後味の悪さだけは 減点対象になってしまうでしょうね。 |
| 備考 | -- | レビュータイトルを「最果てのエロゲー」にしようか迷いましたけどw それくらいエロゲーとしては評価できない今回の「最果てのイマ」。 「フローラリア」とかちゃんとしたエロゲーが作れるのにこんな異色作を作らなくても 良いと思うんですがねぇ・・・・・・>XUSEさん 是非とも次回はちゃんとしたエロゲーを作ってくださいよ、本当に。 |
2005年9月21日 草薙静流
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