かみぱに!
メーカー 原画 シナリオ
Clochette しんたろー ヤマグチノボル / 秋史恭 /
北川晴 / Hatsu




総合点数 オススメ シナリオ CG BGM システム
150 70 20 20 20 20






萌えゲーですね、わかります。

 青葉と〜
青葉

茉理
 末莉の〜

茉理
  イケてない
 エロゲーレビュー〜♪

青葉
いやぁ、久しぶりに楽しめた作品だったわね。>かみぱに!
青葉

茉理
冒頭から褒めるとは珍しいですね青葉おねーさん(^^
面白ければ素直に褒めるわよ、私でもね(−−
それぐらいには内容的には良かったわ。

青葉

茉理
という事で今回レビューする「かみぱに!」ですけど私から見たらごく普通の萌えゲーのようでしたが良い部分はどの辺りだったのでしょう?
小娘の言うとおり、確かに萌えゲーよね。シナリオ的にも目新しさはなかったし。如何にもキャラ重視の内容だったけど。
それでも面白かったと感じるのは作品的に随所に見られる『萌えゲー』としての完成度の高さでしょうね。

青葉

茉理
作品的な完成度ではなく萌えゲーとしての完成度ですか?
まず萌えゲーで重要な事といえば、
  • 1.魅力あるキャラクター
  • 2.感情移入させる魅力ある絵
  • 3.シナリオ全体の雰囲気を壊さない内容
この3つが特に大事だと思うんだけど、かみぱに!はその条件を満たしていたわよね。

青葉

茉理
最初の「1.魅力あるキャラクター」というのは私にも分かります。ヒロインさんは5名居ますけど皆さん本当に魅力が溢れていましたね〜。
本当に設定は良く作られていたのが印象的だったわ。特に脇役も含めてキッチリと練られているように見えたわね。CVにしてもキャラの印象を壊さないキャスティングだったし。
青葉

茉理
確かに声は良かったですね(^^ 脇役で一色さんとまきさんを使うんですからw
まあ何よりもキャラ毎に個性が出ていたのが良かったわ。後で説明するけどその良い例が実妹の瑞希だったんじゃない?
青葉

茉理
なんと言うか

すっごい可愛かったですね!!ヽ(´▽`)ノ

個別シナリオであんなにお兄ちゃんっ娘だと判った後に他のキャラのルートに入った時のツンツンした感じがもうね(ry
いいから落ち着きなさい(−−メ

あと、ちょっとあのアフォが乗り移っていたわよ(−−

青葉

茉理
す、すみません、何か興奮しちゃって・・・><
でも確かにキャラの魅力は如何なく発揮していましたよね。そういう意味では天音さんも良かったですね。
萌えゲーで最も重要なのはユーザーがキャラに感情移入できるかどうかなんだから当然といえば当然なんだけどね(−−
青葉

茉理
では次の「2.感情移入させる魅力ある絵」というのは説明するまでもなくビジュアル面ですよね。これもCGは綺麗でしたから納得できますね。
それに合わせて演出もなかなか凝っていたから余計に良く感じたわ。立ち絵のバリエーションも他の作品と比べると圧倒的に多いし、意外と言っては失礼だけどHシーンにもかなり力は入っていたのも良かったわ。
青葉

茉理
私は印象に残っているのが意外に背景だったりしますが(^^;;
特に印象強いのが夕暮れ時の主人公さんの部屋だったりしますw
夏が舞台の物語だからねぇ。でも一理あるわね、その感想には。実際に背景だけで夏のあの暑い印象を感じる事が出来ているのも力が入っている証拠でしょう。
青葉

茉理
そして最後は「3.シナリオ全体の雰囲気を壊さない内容」という事ですがどうだったのでしょうか?
実はプレイ前から懸念していたのがコレだったのよね。だって4人もシナリオライターが居れば当然疑って然るべきでしょう?(−−
青葉

茉理
いや、それもどうかと思いますが・・・・・・(;´Д`)  
けど、私の予想を覆す結果になって良かったわ。抜群に優れたシナリオではないけれどかみぱに!という作品の身の丈に合った面白いシナリオだったのは確かよ。
青葉

茉理
シナリオ自体はファンタジー要素もありましたがその辺りはどうだったんですか?
やや説明不足の部分もありはしたけど、決してご都合主義ではなかったわね。人外の力である神罰もギャグで使われていただけだし。でも何より驚いたのが複数ライター制のシナリオでシナリオ全体の雰囲気と統制がしっかりと取れていたことなのよね〜。得てして萌えゲーってどうしてもキャラ重視になるからシナリオもキャラによって内容や雰囲気がバラバラになったりする事が多いのにかみぱに!のバランスが取れていたのよ。
青葉

茉理
おまけに伏線とかもしっかり張られてて、それが最後になるにつれてしっかりと活きていましたね(^^
何故、が直に攻略できないのか疑問だったけど、瑞希シナリオで過去に起因していると解ってから恵シナリオに入ると断然面白かったわね。
青葉

茉理
そう考えると個々の能力で作品が良くなったというよりも、しっかりと作品としての方向性とバランスを調整したり管理する人が居たということでしょうか。
それはどの作品にもいるんでしょうけど大事なのはその人物の能力という事じゃないの? 酷い作品だと企画書とかあるのか?と疑いたくなるような作品もあるんだし(−− そういう意味では作品としては隅々まで人の手が加わった丁寧さが秀逸だったといえるわね。
青葉

茉理
・・・・・・具体名は言えませんが確かにありますよね・・・(^^;;
以上のことも踏まえた上で今回のかみぱに!は萌えゲーというジャンルに入るのにかなり楽しめたわ。コレが『普通』になればユーザーもお金を損せずに済むのにねぇ(−−
青葉

茉理
それだと何時も損しているように聞こえるのですが・・・(;´Д`)  






シナリオ

複数ライター制という事で参加している何人かのライターさんの作品はプレイしていましたが最も知名度の高いのはなんと言ってもヤマグチノボルさんでしょうね。「グリーングリーン」や「ゼロの使い魔」で有名ではありますが、夏とちょっとおバカなシナリオを書かせたら文句ない人なので最近の微妙な作品と比べると断然良かったですね。

で、内容的にもキャラの魅力を確立してそれを壊さずに活かすシナリオを作れていたので文句なしに楽しめました。意外にも伏線が後々になってしっかりと活かされてくるのも楽しめた要因の1つでしょう。私は乃々香 → 天音 → 瑞希 → 恵 → 古依とプレイして来ましたが瑞希がああいう性格になった理由と、が主人公と付き合えない訳が徐々に明らかになっていくのが上手かったですね。こういう参加しているライターの多い作品ではシナリオの構成が難しいのかあまり展開的にこういったものが少なかっただけに最後まで楽しめたのは収穫でしたね。

あと忘れてはいけないのは声優のキャスティングも良かった事でしょう。メインキャラもそうですが脇キャラも豪華すぎて笑ってしまったw 獣姦覚悟完了未亡人の愛梨役の一色ヒカルさんとか変態ショタのまきいづみ御大とか渋すぎる犬とか・・・この力の入れ具合は半端じゃなかったですね。


原画・CG

原画はしんたろーさんでしたが原画もキャラの魅力がしっかりと反映されていて良かったですね。立ち絵もバリエーションは豊富でその上表情豊か。単純に笑ったり怒ったりするだけでも複数用意されているのは流石というしかないでしょう。イベントCGの量も結構多く、その上綺麗なので見ていて飽きませんね。欲を言うともう少しHシーンが多ければ文句なかったのですが・・・個人的に愛梨さんとのHシーンが欲しかったなぁ(何

あと好きだったのは場面展開で使われているアイキャッチも相当数があって楽しめました。全て見たかったのでわざわざ直前でセーブして繰り返してみたりしましたね。


音楽・BGM

全体的に明るめの曲が多くて良かったかなと。お気に入りはギャグのシーンで使われる「くるくるぱにっく!」と「NGワード発動」でしょうか。

あと主題歌は最近目覚しい活躍の理多さんでしたね。こちらも明るい曲なので好きですよ〜。


システム・操作性

システムの使いやすさと演出の良さで評価は高めです。特に演出はかなり効果的に使われていたのでプレイ中は大変楽しめました。

ただ、少し無駄かなぁと感じたのは攻略ルート選択シーンでしょうか。自然な流れだとあそこで選べるようになっているのはやや疑問ですね。しかも5人中2人は制限が掛かっていますから尚更でしょう。


オススメ度

萌えゲーという事で舐めてかかってみたら意外と楽しめましたね。当初不安だったファンタジー要素もくどくならず、そして理不尽にならないようにバランスよく作られていて上で書いたように『丁寧』に作られた作品というのが良く解ると思います。それ故にエロゲ慣れしている人なら目新しい要素はなくてもキャラの魅力や声優陣の上手さで楽しめますし、初心者なら安心してプレイできます。

しかしかみぱに!をプレイして改めて萌えゲーの重要な部分というのが理解できましたね。というか今の萌えゲーに足りないものも解って色々と考えさせられた面もあり、デビュー作でこの質なら今後に期待が持てるというものです。


My Favorite's

キャラクターほぼ全員が大好きなのですがその中でも萌えさせてもらったのは実妹の瑞希九条 天音の両名でしょう。

瑞希は妹系ツンデレキャラでしたがそうなった理由も明確なだけに個別シナリオ時と他のキャラルートでのギャップは大変萌えましたね。「ああ、あの時ツンツンしていたのは構って欲しかったのか」と解った時はニヤニヤが泊まりませんでした。キモいですね。 天音にしてもサッパリとした性格で男らしいのに主人公を意識し始めて段々と女の子になっていく過程は凄く良かったなぁ・・・かみぱに!の良い所はキャラの心理描写がしっかりと描かれていたところ。だからこそ感情移入できたのですがね。




2008年05月20日 草薙静流




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