カラフル アクアリウム
メーカー 原画 シナリオ
eufonie 木場智士 尾之上咲太




総合点数 オススメ シナリオ CG BGM システム
115 65 10 15 15 10






器用貧乏

閲覧者の諸兄、元気だったかしら?
私は元気だったわよ。何せ1ヶ月もお休み貰ったし(−−
むしろ休みすぎて体調が悪くなりそうなくらいだったわ。

青葉

茉理
遠回しの皮肉がアレなのでこの辺でいいでしょうか?(;´Д`)  
折角レビューコーナーが復活したのですから喜びましょうよ〜。
別に皮肉なんて言ってないわよ。
ただ事実を述べているだけ(−−
どうでもいいからさっさとレビュー始めるわよ。

青葉

茉理
うう、話を振ったのは青葉おねーさんなのに・・・(´д⊂
それでは今回レビューするのはeufonieさんのデビュー作である「カラフルアクアリウム」です。

ストーリーを簡単に紹介しますと、主人公の遠城寺 一臣さんは10年振りに再会した幼なじみのアリサ・エクスレバンさんと急遽一緒に同居する事になってしまいます。しかし、実はアリサさんは地球上の国の出身ではなく海底都市「アクア」の大統領補佐官の娘でとある事情により地上の世界へやって来たのです。

これが大まかな内容ですね。
まあ、この粗筋からも判るとは思うけどファンタジー色が強いストーリーだから然程中身には期待していなかったんだけどね。
青葉

茉理
いや、そんなぶっちゃけトークはどうなんでしょう?(;´Д`)  
最後まで話を聞きなさい(−−メ
で、実際にはそこそこ楽しめたわけなのよ。言いたい事はかなりあるけどね。

青葉

茉理
・・・・・・折角ですから良かった所から聞きたいと思いますが、何処が良かったんでしょう?
まず良かったのは原画とそれを引き立てる演出でしょうね。
原画に関してはかなり綺麗だし、立ち絵も豊富。Hシーンはそれほど多くも無かったけど十分水準には達していたしね。更に効果的だったのはそれを活かした演出でしょうね。
汗が出る所とか怒りの4つ角マークとか、エフェクトなんかもアクションシーンが殆ど無いADVとしては頑張っていた方だったしね。

青葉

茉理
確かにHシーンとかでも上手く使われていましたからね。
デビュー作とすれば合格点は与えてもいいと思うくらいには作りこんでいたわ。
青葉

茉理
それではあまり聞きたくないですが良くなかったというか気になった所は何処でしょう?
誰しも感じるとは思うけどシナリオでしょうね。
ただ誤解のないように言うけど、それも良い部分と悪い部分が混在していて余計に微妙だったような気がするわ。

青葉

茉理
表現が微妙ですね(^^;;
詳しく聞きたいと思うのですが・・・・・・。
さっきも言ったけどファンタジー色がする時点で真面目なお話は期待していなかったのよ。それに加えて幼なじみモノとくれば、どうしたってシリアスな展開なんて誰も期待していないと思うのよ。
青葉

茉理
・・・・・・流石に断言する事は出来ませんが冒頭の展開からしてドタバタですからね(^^;;
ところが蓋を開けるとキャラによっては全然シリアスすぎて面白くなかった。というよりかは付いていけなかったという方が適切かしらね。
具体的に言えば美羽だけど(−−

青葉

茉理
そうですか? さんのシナリオは割と良かったとは思いましたが・・・・・・。
確かに幼なじみモノとして考えると良かったとは思うしキャラ設定だって良かったと思うわ。でも全体のストーリーの流れからするとテンポが悪すぎるのよ、シリアスすぎて。
私は最初にアリサを含めたアクアから来た3人をクリアしたせいか余計にそう感じたわ。私的にはドタバタストーリーを期待していたから、むしろ美羽シナリオに違和感を覚えて仕方なかったわね(−−

青葉

茉理
でもさんのシナリオはそこまで言うほど酷かったでしょうか? 青葉おねーさんの言うとおりシリアスでテンポが悪いのはその通りとは思いますが。
私が気になったのは個別シナリオだし優遇されるのは判るんだけど、あまりにもアクアから来たアリサを含めた3人組に対する扱いが酷すぎる事よ。一貫して邪魔者か厄介者として扱われているシナリオには賛同出来ないわね。しかも元々子供っぽい設定のアリサが更に幼稚に尚且つ自己中心的に描かれているのはねぇ・・・・・・どう考えてもメインヒロインとは思えない扱いだったわ。
青葉

茉理
う〜ん、言われれば先程指摘された全体の流れからするとさんのシナリオは同じシナリオライターさんが書いたにしては一貫性がなかったですね。
要はこの作品を通して何をしたいのかが良く判らなかったのよ。多分、幼なじみとファンタジーの両方をやりたかったんでしょうが、全然噛み合わずに終わってしまっているのよね。部分的に見れば成功しているし、活かしている場面もあったけど結果として全体的にはお話が崩壊していた感じね。典型的な二兎追うものは的な失敗例じゃない?
青葉

茉理
例え話になりますが青葉おねーさんだったら幼なじみモノとファンタジーモノ、どちらで作った方が良かったですか?
そりゃファンタジーでしょう(−−
実際、アクアからの刺客としてマーベリックとカペラ達が来てからのドタバタは本当に面白かったしね。だからサブヒロインのカスミトーコの2人のシナリオが一番楽しかったわ。

青葉

茉理
素材が良い作品だっただけに勿体ない結果でしたねぇ・・・・・・。






シナリオ

今回のライターさんはRUNEでお馴染みの尾之上咲太さんですが、残念ながら今ひとつの結果となってしまって残念です。やはりシナリオの方向性を統一できなかったのが原因だと思います。明るく楽しいファンタジー色の強いラブコメなのかシリアスでガチで主人公を巡って争う恋愛モノなのか一貫性を失って両方取りした時点で失敗だった気がしますね。特にファンタジーを設定として使う場合、ちゃんと説明するか説明しないで勢いで突っ走るしかないだけに、変にシリアスを入れてしまうと中途半端な説明や展開では納得できなかったりします。それが顕著にでていたのが美羽シナリオでしょう。失踪した父親についても結局最後まで登場しないし、あの展開もねぇ・・・・・・。

あっ、美羽シナリオで思い出しましたがカラフルアクアリウムで最悪なキャラといえば言わずと知れた主人公の遠城寺 一臣でしょう。こういう典型的な幼稚な精神構造の主人公は好きにはなれませんね。単にヘタレではなくとにかくガキ思考の持ち主では感情移入しにくいですよ。


原画・CG

原画は木場智士さんですがこれは綺麗な絵でしたねぇ〜♪
一枚絵はやや少な目でしたが立ち絵の豊富さは良かったですね。見ていて楽しかったのはアリサでした。特にアリサの泣き顔は何度見ても萌えますよw

Hシーンに関してはこんなものかなぁと。同居モノとしては少なくてやや寂しかったですが。


システム・操作性

カラフルアクアリウムで特徴的なのがエフェクトなどの画面効果でしたね。立ち絵の感情表現やOP画面の地味な演出なども小技が効いていて楽しめました。

ただ、システム自体はあまり性能が宜しくなかったのは惜しかった。特にセーブ/ロードのかったるさは勘弁して欲しかったですね。


オススメ度

個人的にはもっとギャグで押し切っていれば良作認定できたのですが変にシリアスな展開に持って行ってしまったのが悔やまれる所。キャラの設定はかなり良く出来ているだけに後はストーリーさえ良ければというレベルですが。とにかく個別シナリオで随分と展開が変わってしまうので注意は必要なのと同居しているのに甘ったるい展開が少ないのも強くお勧めできない要因ですね。


My Favorite's

トーコ・フェラレーレ・タツミでしょう、やっぱりw

無口キャラでありながら腹黒くアリサすら恐れをなすキャラクターには笑わせてもらいました。シナリオにしても全キャラの中で最もバランスが取れていましたしね。それに怒っている時の「ぷくー」は大好きですし(何

次点で非攻略キャラですがマーベリック・ヒルドンもお気に入り。男勝りかと思えば意外と乙女チックで可愛かったなぁ・・・サービスシーンもあったしねw 彼女が登場してからが面白いだけにもっと活かしていればなぁと悔やまれます。




2007年7月9日 草薙静流




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