幼なじみな彼女



ソフト評価 30
オススメ評価 65
メーカー イージーオー
原画

風見春樹

シナリオ

おるごぅる




タイトルは偽りなかった・・・・・・



 今回もぶっちゃけモードでお送りいたしま〜す♪ >挨拶

 そんな訳で「幼なじみな彼女」である。

 とにかくこの作品は期待と評判が先行していた作品でした。

 「幼なじみと朝まで10連発」とか「今回は和姦オンリー」とか。

 私も陵辱とか寝取られは好きな方ではないし、どうせならイチャついて山ほどエッチできるゲームなら望むところですから
 
 この「幼なじみな彼女」のコンセプトは大歓迎でしたね。





 しかし。





 実際にプレイして色んな意味で驚愕させられましたよ。

 「幼なじみと朝まで10連発」? 「今回は和姦オンリー」? 確かにその通り。

 噂に違わぬボリュームでしたけど、実情はとても期待作などと呼べる作品ではなかった。私も他の作品と平行してプレイした

 関係でこの作品はかなり辛口にならざるを得ないものの、たとえこの作品しかプレイしていなくてもこれ以上良い点は

 あげる気にならない期待ハズレな凡作でした。



 さて、問題となる期待ハズレな部分。それは幾つかありました。

 まず1つ目は主人公とメインヒロインたる野崎 舞の関係はかなり拍子抜けした事でしょう。

 何ですか? この2人は単なる幼なじみというだけで付き合っている訳ではないの?

 もうこれだけでプレイするモチベーションの下がることといったら・・・w つまり私たちが期待していた「恋人同士のラブラブな

 Hシーンのオンパレード」という設定はもろくも崩れ去ったわけですよ・・・結局はこの作品で語られているのは

 「恋人になるまでのエッチの実技練習」という、「それって単なるセックスフレンドって言わないか?( ゜д゜)」という

 この作品を購入しているユーザーが誰も期待していなかった設定でしょう。



 それでも待たされたぐらいのHシーンはあるだろうと思ってプレイしていて更にモチベーションを下げてくれたのは肝心の

 野崎 舞とは夢にも思わなかった('A`)

 特に酷かったのは野崎 舞潔癖症に近い性に対する前半の姿勢と後半の展開のギャップには参った・・・。

 前半における「エッチな事は未来の旦那様としかしない」という言動はまだ許せました。しかし肝心の初体験が

 終わったあとも「そんなもの見せないでー」とか言って主人公を汚物扱いするのは正直萎えた・・・・・・少なくても

 自分が好きな相手に対して言う台詞ではないだろうよ、・・・・・・(;´Д`)

 それでもHシーンを重ねてくるとエロエロな感じに変化してきて、


 「おっ、いよいよ期待していたようなシーンが見れるか?!」


 と思ってきたら、単なるエッチ好きな女子高生に変化しましたがな_| ̄|○

 特に酷いと思ったのが3週目におけるHシーンの数々。

 もはや「ラブラブ」なHシーンなどではなく、単なる淫乱痴女というしかない野崎 舞という女が居るだけでした。

 あれだけ最初にエッチを嫌がっていた女の子が後半には理事長の話を聞きながら、隣に他の生徒が居るのも

 気にせずに
エッチをしているのは一瞬ギャグじゃないか、と疑ったほど。

 もう主人公じゃなくてもエッチできれば誰でもいいような感じでしたね・・・実際にチン○に話しているシーンもありましたから。



 とはいえ、それでも期待していたポテンシャルは確かに存在していました。

 それはHシーンにおけるテキスト。その膨大な台詞には終始圧倒されましたね。ここまで書ける人は流石に他には

 居ないのではないかと思うほど読み応えのある量と内容でした。

 しかし、このおるごぅる氏が秀でていたのはHシーンにおけるテキストのみ。他の日常描写やシナリオに関しては

 救いようも
ないほどの糞シナリオでしたけど(ぉ

 もう日常描写は面白くないの一言。ここまで詰まらないシナリオも類をみないでしょうね。シナリオに関しても最後に出てくる

 暴走族の話って一体なんだったのでしょう・・・・・・この作品になんら関係していませんが・・・・・・。そりゃの父親との

 関係という意味ならあるけど、この暴走族の設定自体「幼なじみな彼女」という作品になんら寄与していなせんがな(;´Д`)

 ・・・・・・テキスト量の1/3でもシナリオに力を注げば面白いものが出来そうなのになぁ・・・。








シナリオ 10  これでも相当大甘の点数です>キッパリ

 もはやHシーンにおけるテキスト以外に点数は一切付きません。
 むしろマイナスしたいくらい。
 面白くない日常描写、詰まらないシナリオ、物語になんら彩らない登場人物と
 今時の同人サークルのシナリオライターさんの方がよっぽどプロらしいシナリオを
 書いてくれるでしょう。

 「エロ重視の作品はシナリオは面白くない」という作品の代表格はこれになるでしょう。
原画・CG 10  間違いなく「幼なじみな彼女」が凡作になった原因の一つ。

 素人目からみても立ち絵と1枚絵のCGの明らかな差は何とかならないものだろうか。
 特に酷いのは主人公のCG。CGによってはデザインが変わったと思うくらいに違う上、
 あるCGにはどうでもいいシナリオの設定上あるはずの十字傷がないものが
 あったりして、本当にシナリオを見て描いたのか疑うものもあったり。
 何よりテキスト量に見合うCGの少なさと使いまわしの多さはうんざり。

 私が思うにイージーオーさんがするべきは「寝取られ」を捨てる前に原画家を
 交代させる事だったのではないかと私は思いますが・・・・・・。
音楽・BGM 5  今時のレベルで言えば水準以下。
 もっとも期待していなかったので0点ではないですが・・・・・・。
システム・操作性 5  VA系作品としては非常に珍しいスタートメニューから起動できるのは評価したい。
 ただ、それぐらいしか誉める点はありません。
 つーか、そんな利点を打ち消す欠点は致命的な使い勝手の悪さ。
 もうセーブ/ロードは言うに及ばず、一から始めるのも鬱陶しいくらいウザいシステム。
 
 何より不可解なのは選択肢の存在。ネタバレを覚悟で言えば選択肢はA/B/Cと
 分かれていますが最終的にはどれか1つを選んでいれば3週してクリアという無意味な
 システムになっています。わざわざ選択肢にしないで単にノベルゲーにすれば
 良いんじゃねーのか?
オススメ度 65  ここまで文句ばかりたれてきましたがHシーンの多さはウリなのは確か。
 後は価格面でも他の作品よりも安いのは魅力。

 というか、それしか取り得はないでしょう、この「幼なじみな彼女」には('A`)
 むしろ他と同じ値段ならもっと叩いてもバチは当たらないと(以下略 
My Favorite's --  今回はなし。
 野崎 舞に感情移入できなかった時点でこの作品の評価は決定していました。
備考 --  私は残念ながらイージーオーさんの作品は今回が初めて。この前に発売された
 「うちの妹のばあい」で評判が良かった純愛ルートの評価で、今後和姦中心の
 作品作りになったと聞いています。

 ただ、今回の「幼なじみな彼女」をみてもこのメーカーの作る和姦作品には
 期待できる要素は少ないと思う。個人的に推測するなら、何故評判になったかと
 考えれば、おのずと陵辱ルートとの対比によって映える作品だったのではないでしょうか。
 もともと陵辱作品が得意なメーカーだったと思いますし、得意分野を捨ててまで
 たまたま評判になった和姦部分に特化するのはどうかと思う。
 
 少なくても「幼なじみな彼女」は、Hシーンの多さ=和姦と思っている節
 見受けられる。残念ながらこの程度のシナリオ+原画なら商業のみならず同人作品でも
 当たり前のレベルだろう。
 和姦という作品にとって大事なのはエッチに入る前と、入った最中、そしてその後の
 シチュエーションではないだろうか?

 良い作品と受ける作品は決して同義語ではないという事をもっと考えるべきでは
 ないだろうか。



2005年4月16日 草薙静流


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