PRINCESS WALTZ
メーカー 原画 シナリオ
PULLTOP たけやまさみ 椎原旬 / 下原正




総合点数 オススメ シナリオ CG BGM システム
110 55 10 15 20 10






緊張感なきシリアスなど無意味




 ※ネタバレ&毒注意!

  壮絶に書きまくっているので作品に

  よい印象を持っている方は

  引き返してくださいまし

































 さあ書いて逝こうか>挨拶


 久々にリミッターを外して書こうと思っている作品がよもや「PRINCESS WALTZ(以下、プリワルと略)」とは
 夢にも思いませんでしたよ(;´Д`)ァゥ
 以前から2006年で最も期待している作品と豪語していただけに発売日当日にしっかり休暇をとって
 速攻でプレイさせていただきましたよw

















 正味3日間でフルコンプリートしますた。






















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 ちょwwwおまwwww何このシナリオwwwwwww


 もうツっこみ始めると止まらないですね>プリワル
 悲しいのと怒りがごっちゃ混ぜになって仕舞いには笑ってしまうよ、この作品はw
 色々といいたい事があるけどやっぱりまず言いたいのはこのシナリオでしょう。





 見事なまでの一本道のシナリオは本気でだるかった。





 このプリワル、私は途中までは本当に面白かったんですよ。
 主人公の新(あらた)の学校に転校してきたクリスを得る為の戦い『プリンセスワルツ』に巻き込まれて、やがて
 クリスト共に剣の姫イーリスに変身して5人の姫と戦う事になる・・・・・・本当にこういう話は大好きな私には
 堪らなかったんですが・・・・・・。


 しかし、風向きがおかしくなったのは中盤に差し掛かった頃から。
 私はゲームする時のクセとして最初に出てくる選択肢の所を必ずセーブするんですが、何故か1時間2時間とプレイしても
 1つとして選択肢が出てこないんですよ(;´Д`)  
 「あれ? これは変だぞ・・・」と感じ始めた頃には遅かったですね。 結論から言ってしまうと最初の選択肢が
 出てきたのは第1章が終わって第2章に突入して最後も最後、大ボスとの戦い直前という頃
にようやく出てきました。
 もう、それまではただマウスをクリックしているだけで非常にダルかったですよ・・・・・・そうでなくても右手が怪我している
 状態なので私には辛かった・・・・・本気で辛かった_| ̄|○


 しかし、本当に辛かったのはシナリオ。 それはもう色んな意味で辛かった。
 上記しとたとおり、選択肢が出てこない時点で個別シナリオの存在の有無を疑っていましたが、まさか本当に無かったとは。
 その最後の選択肢だって、結局は単にHシーンが分かれるだけの意味合いしかなく、事実上シナリオはたった1つだけという
 見事なまでに期待を裏切ってくれましたよ、このプリワルはヽ(`Д´)ノ




 
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『選択肢でエッチしたい姫を
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        選ぶだけでHシーンに突入するんだ』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも 何をされたのか わからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \     好感度がどうとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    個別シナリオがあったとか
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ     もっと恐ろしいものの 片鱗を味わったぜ…





 しかも酷いのがそのHシーン。 いやエッチ自体はそんなに悪くなかったものの、Hシーンに入るまでが問題。
 結局は新と合身した時に力を高めるためという大前提があるために、本当に好きだからエッチしたのか疑ってしまうのは
 私の考えすぎか。 何より、個別シナリオが無いために全くといっていいほど他のヒロインの姫との絡みが少ない為に
 余計にそう感じましたね。
 


 そして止めを刺してくれたのがシナリオ終盤の展開。
 あー、こう言っては申し訳ないんですが、わざわざラスボスとして登場してくれた"始まりの王"も派手な登場と大層な
 御託を言っていましたけど、殆んどシナリオ的には噛ませ犬としての存在だったですね(ぉ
 だって、こいつと戦わないんだもの、主人公(正確には戦ってはいるけど)
 クライマックスなんてなし崩し的に主人公の必殺技で倒されて終わり。
 これで納得しろと?(#゚Д゚)
 その終盤の展開も早過ぎて何だかなあ〜っといった感じで、打ち切りの少年漫画のような怒涛の展開はかったるくて
 仕方なかったですよ ( ̄A ̄)-3




 ああ、そうだ。 もう一つ、このプリワルが微妙だった要因の一つとして挙げておきたいのがウリであったカードバトルでしょう。
 何が微妙かといえば、



 肝心のプリンセスとの戦闘が殆んど無かった事と、
 最後の大ボスとの戦闘がなかったこと。




 もうかなり致命的でしたね。 
 結局、カードバトルの大半は雑魚キャラとの戦闘に終始してしまって、結果的に微妙なシナリオを更に阻害しているだけの
 存在だったような(ぉ これだったらない方がマシだったです。
 あと肝心のカードバトルの出来自体も正直ガッカリするようなものでしたね・・・・・・ハッキリ言ってしまうとプリっち
 カードバトルの劣化版
というのが一番しっくり来るでしょう。 育成要素があるから楽しめるかと思ったものの、演出、
 ゲーム性を取ってみてもプリっちのそれには到底及ばない出来でしたから。




 そんな訳でダラダラと書いてきましたけど、これ以上書くことが困難なほど中身が無かったですね(ぇ
 確かにシナリオは見るべきところはあったし、キャラクターも魅力的だったにも拘らず、この低評価になったのは
 今までのPULLTOP作品の特徴であり、私が最も評価していたキャラクターの個性を活かしたシナリオ作りが全くと
 言っていいほど出来ていなかったこと
ですかね。
 そして気になったのがシナリオの雰囲気でしょうか・・・・・・今までの作品を見てもダントツにシリアスな雰囲気を纏っている
 プリワルでしたが、個人的にはそのシリアスさが仇になっている感じでした。 しかも選択肢が無い事によってただ読ませる
 作業になってしまって緊張感も無いから疲れてしまう
んですよね。 選択肢があることによってゲーム性と緊張感が増せば
 まだ楽しめたと思うんですが・・・・・・そう考えるとやっぱりカードバトルは余計だったのかなと思いますが(^^;;









 いずれにしてもプリワルは期待していた分、ショックは大きかった・・・・・・私はPULLTOPさんの信者を公言していますが
 残念ながら一連の作品と比べても屈指の凡作というしかないプリワルは私の中では黒歴史入り確定の作品でしたね。





 






シナリオ

 やはり個別シナリオの無い影響は大きかった。 まずヒロイン全てに思い入れを持つ事が出来ないから
 1本道のシナリオが余計に面白くなくした印象しか受けなかったですね。
 何より、シリアス一辺倒のシナリオも最近のその手の作品をやっていたせいか途中で飽き飽きして
 しまったのも面白くない原因だったような。

 正直、ライターが「とらかぷっ!」「お願いお星様」と同じ人とは思えないほどキャラの魅力を
 引き出せずに終わってしまっていた
のは信じがたかったですよ_| ̄|○
 あとは伏線も色々あったのに結局放り出して終わってしまったあたりも今までの作品とは
 似ても似つかないからどうしてしまったのかと心配してしまう。

 あとは設定自体も作品の足を引っ張っていたと感じる部分はあったかなあ・・・・・・特にワルツの戦いに
 おける「一度決闘を申し込まれたら断れない」という所も自由度の低さ=ゲーム性の無さに
 繋がったような気がします。


原画・CG

 好きなたけやまさみさんの絵なので良かったといえば良かったものの、実際はシリアスな展開の
 シナリオには余り合っていなかったと言うのが本音。 
 そしてHシーンに関してはもっと文句がありましたが(ぉ 流石にクリス以外のヒロインはたったの
 1回しかないのはエロゲとしては失格の部類
でしょう。 まあHシーン自体は悪くなかったのが
 救いではありましたが、先に書いた通りに結ばれたからといってもエンディングにはなんら反映されない
 のはどうかと思いましたけど・・・・・・。


システム・操作性

 プリワルのウリであったカードバトルの詰まらなさは折り紙付き。
 肝心のラスボスとは戦わない上にワルツでの姫との戦闘すらないのでは話にならない。
 出来自体もゴチャゴチャと細かい設定が多いだけで大してのめり込む要素が無い時点で作品としての
 評価は決していましたね・・・・・・何よりゲームバランスも悪く、エフェクトも似た作品に比べても
 劣っているのもマイナス点でしょう。


オススメ度

 ゲーム性をとってもシナリオをとってもどっちつかずの中途半端な作品というしかない。
 しかもHシーンも長いシナリオでこれっぽっちというぐらいしかなく、今時の萌えゲー以下の量ですから
 勧め難い作品です。
 少なくても気に入ったキャラが居て攻略したいと思う方は買わないほうが無難ですね。


 
My Favorite's

 やはりアンジェラでしょうかね。
 個人的にはアンジェラルンルンの決闘シーンがプリワルが一番面白かった瞬間でしたね。


備考

 好きなメーカーさんの作品を貶めるのは良い気分ではないものの、面白くなければ仕方ないです。
 次回作「遙かに仰ぎ、麗しの」に期待したいところです。




2006年5月2日 草薙静流





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