Schoolぷろじぇくと
メーカー 原画 シナリオ
アトリエかぐや choco chip 神無月ニトロ / 速水漣
もみあげルパンR / 近江達裕




総合点数 オススメ シナリオ CG BGM システム
80 45 0 15 10 5






足りない物は何か





 巷に溢れかえる萌えゲーの中でも燦然と輝くアトリエかぐやの名前。
 もはや"エロゲらしいエロゲ"を作れるのはアトリエかぐやしかないんじゃないか?と思われるほど、評価されている
 "キング・オブ・エロゲ"メーカーになったアトリエかぐやですが、私はどういう訳か今の今までプレイする機会がなく、
 プレイしたい時は大抵は山のような購入作品の前に泣く泣く購入リストから外してしまったりしたんですが、今回ようやく
 プレイする機会を得ましたよヽ(´ー`)ノ





 アトリエかぐやの実力、魅せて貰おうか( ´ー`)y━・~~~ 











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     :. ,'./       i  ヽ:.   ヽ:.:.. ヽ.ヽ
      ,'/    / .ハ ヽ ヽ:.:.:.:. ヽ::.. ヽヽ :.
     :. |i .i i  .i /  ヽ ト 、 \、:.:.:. ',:.',:.:.lヽ}
       |i .i l  :N_, -弋 \弌弋ナ:}:.:}
    :. |i∧ ', :{ ,ィjモト \  イjミトイイV :.
       .|  :メヽ.', `ozZ}      izN。ハ::{
      :. |  :ヾ_! ゝ "゙゙    '  `゙ ハ.:', :.   こ、これの何処がエロ重視の作品なんですか〜?
      |  :.:_イ .:.ヽ.   (二フ , イ :.:.:!:.ヽ
   :.  / rィイ | :.:.ヽ: >r/`<ノ .:.::.}ヽ、\:.
      / ∧l;l ! :.:.:.://{二 ̄ .} ..:..::リ//ハ.:\
 :.  / .{. ',ヾ、ヽi .:.:.{ /(^`  |.:.:.:.//: : :.}: . ヽ.:.
   / /  ) ヽ ヾ、ヽ:.ハ ヤ{   ∧/.-‐'": : |:.:. i ',
  ./ .,イ .:..} : :\ヾレ'ハ ∧__ノノハヾ、  : : : l:.:.: .ハ ',
  { /| .:.:ハ : : :i Y {ヾ`Yヽニン'ノ}: : } : : : :/:.:.:/ }:.}
  V | .:.:/:.:|_,ィ' ̄  ヽ三{ `ー-ノ : イ : : :/:.:i.:{  リ
    ヽ:.:{、.:.V     : : ヘ     : : {: : :/:.::∧|
     ヽ! )人    : : :人      : : : / \! :.
      "  ヽ : : : : :/イ{     :.ノ: : : :.\ :.
       :.  \__///: :\______/: : : : : : : ヽ
           / //: : :|;|: : : : : : i: : : __: : : : ',
       :.     / 、 {;{   |;|   . : i/. : : : : : :|
          / `Y;{. . . .|;|. : : : /i: : : : : : : : :l




 こ れ は 酷 い ('A`)




 そりゃエロ重視の作品として買った訳ですから元からシナリオには期待していなかったのですけど、流石に程度という
 ものはあるでしょう。もはや面白いとか詰まらないというレベルを超越した"退屈"な作品でした。



 その理由をつらつらと考えると結局はシナリオに帰結する訳ですが。
 まずストーリー自体がかなり大概なんですけど。
 主人公は諸事情により舞台となる学園に転校してきたんですが、入る予定だった風紀委員の寮がおそろしくボロい
 建物で、しかも学園の生徒は真面目すぎる生徒ばかりで、結果として予算が削られまくって修繕すらままならないと
 いう状態。しかも9月の予算委員会で拝領の危機に晒されているというオマケ付き。この事態を解決しようと主人公と
 ヒロイン達の風紀委員は逆に風紀を乱してそれらを注意して風紀委員の地位を守る作戦に出る
というのが
 粗筋ですが、この時点でツッコミどころが満載ですけど(^^;;



 上記の理由から色々と作戦を立案して実践する訳なんですが、実情は只のお遊びか主人公達が空回りするだけで
 何がしたいのか理解できないのですよ。実際に作戦として『カラオケ大作戦』というのがあるんですが、実際はただ
 主人公達がカラオケボックスで親睦を図るだけ。





 それは作戦でもなんでもないだろう    





 あまつさえ小桃が酒を飲んで見ず知らずの男に付いていって如何わしい事をされかけているし、客観的に見なくても
 風紀を乱しているのは主人公達なんですが(;´Д`)  そうでなくても作戦と名づけたものは1つとして成功したものはなく
 全て失敗してしまうんですよ。この時点でもはや只のバカゲーなんですが、困った事にちっとも笑えないのが問題。
 舞台が近未来とはいえ、いきなり宇宙人とか地底王国、幽霊とか言われてもねぇ・・・・・・正直、これで笑える人の
 センスって凄いと思えますね、私の感性がおかしいといってしまえばそれまでですが。
 まあ、バカゲーで笑えない時点で価値があるとは思えないんですが・・・・・・しかし、それよりも問題なのが、





 Hシーンが全然ないんですが(;´Д`)






 ここで告白すると今までアトリエかぐやの作品は体験版以外は全くプレイしていなかったのですよ。
 だからエロゲ=かぐやというイメージを持っていた私は
 「きっと始まって10分くらいでHシーンがあるんだろうな(´∀`)」とwktkしながら期待していたのに実際は
 Hシーンはおろかお色気シーンすら満足になかったのですから不満しかなかったですね。
 いやまあ、実際はありましたけどね>お色気シーン
 ただ、そのお色気シーンが全然そそられないのが問題なのですけど('A`) 
 私はてっきり風紀委員という立場を利用して、学生にセクハラまがいのエロイベントを仕掛けるとばかり思っていたら
 単なるドタバタの古臭いラブコメ調のネタばっかりでエロシーンすら殆んどなく期待ハズレもいいところ。あったとしても
 裸で突っ立っているだけだったり、下着姿だったりするだけの取るに足らないCGばかり・・・・・・シナリオの序盤で
 こんな状態ですからぶっちゃけて言うと最初の2人を攻略した時点で殆んどシナリオはスキップしましたね。
 だって面白くないですから。
 それでも後半になるとヒロイン達とのHシーンはそれなりに充実していたのが救い・・・・・・だったのですが、どうにも
 期待していたような展開にならず一向に気分が盛り上がらないのですよ。
 で、その理由を考えたんですが結論として思ったのが、





 シチュエーションが足りなさ過ぎ





 なのが最大の要因ではないかと。
 ご存知の通り、エロゲは基本的にHシーン単体で楽しむものではなく、その過程にあるシナリオや萌え、または
 キャラ同士のやり取りを経た上にあるキャラクターへの愛情があるHシーンだからこそ興奮すると思うのですよ。
 誠に残念ながらSchoolぷろじぇくとにはそれらが徹底的に足りなさ過ぎといっても大袈裟ではないでしょう。
 キャラの設定自体があまりにも特徴がないのも原因の1つですが、根本的にシナリオの過程でキャラクターに
 対する愛情を入れるようなものが少なかったことに他ならないと思いましたね。
 実際にHシーンの大半を見た感想はまるでエロ本を切り抜いたようなCGばかり・・・・・・要は愛情もクソもなく、
 いきなりヒロイン達が腰を振っているだけなんですから面白味も興奮もある訳ないんですが・・・・・・。



 色々と今回は書きたい事を書きましたが本来のアトリエかぐやの実力はこんなものではないと思いたいですね。
 そうでなければ今後、この業界のレベルの低下にも繋がりますからね〜。
 という事でアトリエかぐやさんのさっさとこの作品を封印して新作ではしっかりした作品を作ってベタ誉めの評価を
 させてくださいね♪









シナリオ

 バカゲーを作るのなら徹底しろといいたいのですが。その位、過程のシナリオが退屈でしたね(;´Д`)
 ギャグも滑りがちだし、テンポも悪く、しかも突拍子もない展開まであり全体的に波に乗り切れていない
 印象がありました。
 舞台が近未来という設定という割には変な機械とかが登場するだけで活かしきれていないのもマイナス
 要素でしたね。
 折角の複数のライターさんを起用してもバランスが悪くなっただけでしかなく、根本的に作品の
 方向性すら統一していなかったのも低評価の一因でしょう。


原画・CG

 アトリエかぐやといえばchoco chipさんというくらい有名な方ですが・・・・・・残念な事に終盤の
 Hシーン以外は評価する事は出来ないですね。お色気シーンとして出てくる裸とか下着姿を見ると
 「うわぁ・・・・・・(;´Д`)」といった感じで・・・・・とてもキャラクターとのバランスの悪さと古臭さが
 気になって仕様がなかったです。
 とはいえ、Hシーンはそれなりに充実していましたから流石というべきでしょうが。


システム・操作性

 残念ながら設定にある風紀委員の作戦の選択肢の意味の無さは致命的。単なる好感度の
 作業でしかなく、それが何らHシーンに結びつかないのはこのメーカーらしくない失敗だと思う。


 
オススメ度

 多分、アトリエかぐやは萌えゲーを作りたかったのでしょうが残念ながら見事な失敗作です。
 逆にエロ重視としてもそれまでの作品と同じようなレベルには到底達していない中身ですから
 どっちつかずの中途半端な作品ですからねぇ・・・・・・個人的な意見としてはこれを参考にして
 他のを買う事をお勧めします。
 どうしてもこれを買うという理由がないだけにね。


My Favorite's

 居ませんね(ぉ

 感情移入できるだけの内容がなかったことが原因でしょうが、これといった特徴がないキャラばかりで
 正直ねぇ〜・・・・・・。
 ただ、唯一興奮したシーンとしては日向 遙との他のキャラの前での公開エッチでしょうか。
 皆にからかわれたり、インタビューされながらも最後までしてしまうのは興奮できましたね〜♪
 しかし残念なのが行為を見ているほかの3人がただ喋っていることか。どうせなら混じったり、
 レズ行為をしたりすると良かったのに。




2006年7月21日 草薙静流





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