| たまたま | ||||
| メーカー | 原画 | シナリオ | ||
| BANANA Shu-Shu | 門井亜矢 | 井荻暦 | ||
| 総合点数 | オススメ | シナリオ | CG | BGM | システム |
| 55 | 30 | 0 | 10 | 10 | 5 |
コスト削減恋愛SLG
8月は購入意欲に沸く作品が少なく、「どれを買おうっかな〜?」と思っていた私の前に現れたのが 老舗ブランドelfの姉妹メーカーであるBANANA Shu-Shuのデビュー作「たまたま」でした。 まあ、タイトル通り、たまたま買う事になった訳ですが原画を門井亜矢さんが描いているから極端に外す事は ねーだろうとタカを括っていたんですよ、私は門井の絵が好きなんで。 で、実際にプレイしたんですが、そのときの表情の変化をAAでお楽しみください。 (´ー`)y−~~ ( ´ー`) (゜ー゜ ) (;´Д`) ( ゚Д゚) ((((;゚Д゚)))ガクブル (#゚Д゚) (ノ゚д゚)ノ 彡┻━┻ ('A`) ・・・・・・・もうね、クリアした後に本当にどうしてやろうと思った作品は久々でした。 もうユーザーを無礼なとかいうレベルではなく、本気で退屈で詰まらない作品を 買っちまったと後悔してます。 じゃあ具体的に何が駄目かといえば全てとしか言い様がないほど誉める箇所がない内容は唖然としましたよ(;´Д`) 折角なのでシナリオ毎に話していきましょう。 ■湧井 咲シナリオ まずシナリオの設定から話すと、大学に入学するも目的が見つからないという理由で休学して叔父の経営する アパートで暮らして週3日だけしか叔父の喫茶店で働かないニートな主人公の隣の部屋に引越ししてきた咲と たまたま知り合った偶然から仲良くなっていくというのが大まかなストーリーです。 個人的に言わせて貰うと咲は殆んど主人公に一目惚れなんですが何処に惚れる要素があるのか疑問なんですが。 後で説明しますが主人公もDQNですが咲も大概DQNだったりしますが。 個人的に感想はともかく、あらすじだけなら典型的なエロゲなんですが咲シナリオの最大の欠点。 シナリオ自体が全っ然無い事。 「オイオイ草薙、それはいくらなんでも嘘だろう〜?」 と仰る方もいるでしょうが、大マジです(キッパリ つーか、これをシナリオといってしまうのは他のエロゲに対して失礼というくらい中身が無かったです。 本来でしたらここで私が「あそこが駄目」とか「ここがいけない」とか指摘するんですが、それすら出来ないほど 中身がスカスカなんですもの。で、その最大の理由というのが、シナリオ自体が完全に作業になっているから。 だってシナリオの大半を占めるのが、 バイト → メールや電話のやり取り → 好感度を上げる → デートに誘う この繰り返しをひたすら行うだけの作業ゲームだから。当然、デートでイベントも発生するんですが大半は単なる 好感度を上げる+イベントCG回収するだけでシナリオを盛り上げる要素は皆無。何より、盛り上がりもしない 作業のようなメールや電話のやり取りを50日以上こなすだけでウンザリ。 そのうんざりする好感度上げが終わってようやくHシーンキタ━━(゜∀゜)━━!!!!!とか思っていたら エッチしたらエンディングスクロールが・・・・・・って、 たった1回セックスしたら終わりかよっ!?( ゜д゜) いや、それ以前に突っ込みどころが満載でどうしたらよいかと・・・・・・結局主人公は休学したままかよ?とか、 咲は声優目指すとか言ってるけど、肝心の声優の訓練シーンとか声優に関するシーンは殆んどなかったとか。 何ですか? 主人公の目的って女と付き合うことなんですか? お前の目標とか夢って言うのはそんな志の低いものなのか・・・・・・俺が主人公の親だったら間違いなく 殺っちまうとおもいますが。 ・・・・・・・もう、とにかくレビューを書こうにも印象が全くないんですよ>咲シナリオ 私が若年性健忘症でもない限り、この咲シナリオは単なる好感度上げの作業ゲーです。本当にありがとうございました。 ■初芝 莉子シナリオ どうみてもメインヒロインよりもヒロインといった印象が強い主人公の従妹。 黒髪で長髪、才色兼備手で主人公を慕っているというある意味稀有な女の子です、 が、 しかし、莉子シナリオ最大の衝撃はラストの展開でしょう。咲シナリオが空気シナリオと例えると、莉子シナリオは まさしく電波シナリオと呼ぶに相応しいでしょう。 インパクトだけならメインヒロインの咲シナリオより勝っています。 さて、シナリオなんですがメインが咲シナリオなお陰でやっぱり好感度上げ作業が中心でウンザリさせられます。 しかし途中で合宿にいったりしていて留守にしがちなので登場回数の少なさはどうにかしろよ、オイ(#゚Д゚) しかもこっちからは連絡できないから訪ねてきたり、偶然街とかで出会うだけなので、その間は 好感度を上げたりしているので傍から見ていると単なる二股かけているようにしか見えません。 ニートのクセに二股かよ( ´∀`)σ)Д` とツッコミたくなりますね、本当にw(どうも草薙さんの癇に障ったようです で、ちょっと話が変わりますが、莉子シナリオの途中で咲と声優の養成所の友達である由貴がストーカーに 悩んでいるという話が出てきます。この時何を思ったのか、自分の想い人だけど付き合っている訳でもない主人公を 恋人代わりに貸し出すという電波な行動に出ます。身代わりのデートの当日、知らずに来た主人公は待ち合わせの 場所に由貴がいて驚きます。そりゃ説明もなけりゃな。どうにか事情を察して身代わりデートをオーケーした主人公は それなりに楽しんでいるとお約束のように二人の後を付回す咲。 このメインヒロイン、2人を信用していません。 そして日も暮れて夜の公園まで来ると、例のストーカーが付けて来ているのに感づいた由貴が駄目押しとばかりに 主人公とキスをするフリをしようとすると突然それを邪魔する人物が飛び出してきます。 ええ、当然咲ですが何か? そりゃ好きな人が友人とキスしようとしたら邪魔するでしょうが、でもデートする事にオーケー出したのお前だよね? あまつさえ主人公に説明無しに。ちよっとばっかし虫が良すぎじゃないんですかね〜? 色々と言い訳をしていると今度こそストーカーの男が登場して由貴と言い合いになると、ストーカー男が過去にしてきた 悪行に主人公が珍しく感情剥き出しで怒り始めます。しかも挑発に乗って喧嘩まで始めますがそこは引き篭もっている 主人公。速攻でフクロにされかかります(ぉ 本来なら噛ませ犬のストーカー男が引き立て役なのに立場逆転。 うわー、咬ませ犬主人公カコワルイ ところが突然、由貴が回し蹴りでストーカー男を撃退(ぇ どうも空手の黒帯という設定があるようですが正直どうでもいいです>マテ 一番重要なのはこのイベントで主人公の立場が、 由貴 >>>(越えられない壁)>>> ストーカー > 主人公 となって、事実上たまたまの最下層に位置する事が決定。本気で存在意義がないです、主人公 結局は尻尾を巻いてストーカーは逃げてしまって一件落着した訳ですが、何でこの話をしたかといえば、 ええっと、このイベントが作品中で一番盛り上がった話だから>マテ この話でも入れないとあっという間に終わってしまうんで>莉子シナリオ それでは話を戻して莉子シナリオクライマックスの話に(いきなり最後かよ ちょっと端折って話すと莉子が入浴していると折からの雨で突然停電に。そして居間でじっとしていた主人公の前に バスタオル一枚でいる莉子が現れて主人公に告白します。当然、いきなりの告白でうろたえてしまう主人公ですが 最終的にはオーケーしてギシアンしてしまうんですが(ぉ てめー、やっぱり二股かけていただけですか?(#゚Д゚) そしてあっという間にエピローグ(ぇ アパートで寛いでいた主人公のところに莉子が訪ねるんですが、何やら隣の部屋が騒がしい様子。 理由を尋ねると、「隣の咲さんが引っ越しなされたんですよ」と事も無げに言い放ちます(;´Д`) えっ? ちょっと待ってよ? この時にあんなに揉めたのに寝取られたとわかったらそそくさと退場ですか? 訳わかんないですよ('A`) いや、それ以前に莉子の態度があまりに変化がなくて怖いんですが。 というか、これってさあ・・・・・・、 逆寝取られじゃあ・・・・・・・ ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル 普段はもの凄く丁寧な口調なのに・・・・・・よく気が突く良い娘なのに・・・・・・。 怖ぇー、めがっさ怖ぇー(´д⊂ 要は自分の身体まで使って主人公を篭絡した訳ですよね? 目的の為なら手段を選ばないあたり容赦の無さを感じます。 浮気でもしたらノコギリで首でも掻っ切られそうですが(ぇ とまあ、ここまで書いてきましたが、たまたまを一言で表現するなら糞ゲーでしょうか>結局それか 結局の所、何をしたかったのか全然理解できなかったっすね。単に彼女を作るだけなら普通のADVで十分でしょうし、 好感度を上げるシステムなんて最初見たときは20世紀の香りすらしましたよ。今時こんな作品を作っても ウケるとは思えませんが・・・・・・。 どうせ書く事も無いので後は下で書く事にはしますが最後に一言。 もう2度とこのメーカーの作品は買わねーよ・゚・(ノД`)・゚・ |
| シナリオ | 何ら意味のない設定、起伏の無いシナリオは単調の一言。システムにも問題があるとはいえ、 こんなシナリオが本当に面白いのか是非とも問い詰めたい気分でいっぱい。 各所でボリュームの無さを指摘していましたが私は少なくて良かったと思います。こんなウンザリする システムで1年間とかプレイしろとか言われたら速攻で売りますよ。 あと今回のウリであるメインヒロインと同姓同名で声優デビューする湧井 咲さんですが、やはり いきなりメインは荷が重すぎでしょう。設定のせいもありますが、どうしてもメインを張るだけの 魅力があったように思えません、実力的に見ても。特にシナリオ後半で口調が変わる場面が ありますが、文字通り『演技』していてどうにも馴染めなかったです。 |
| 原画・CG | 門井亜矢さん原画という事で期待していましたが見事に釣られたというしかないです。 確かに魅力的でしたが立ち絵のバリエーションの乏しさ(表情変化のみ、サブキャラ固定)、1枚絵も 下手すると差分で数を稼いでいる状況ではお話にならない。 何よりHシーンが全編通してたったの3箇所のみというのは絶対零度の寒さでしょう。 これでエロゲと名乗るんですから図々しいというしかないよな。とりあえず論外というしかないです。 |
| システム・操作性 | まさしく過去の遺物。アリスソフトもシステムは古いと私はいいますが、遊べる分だけ遙かにまし。 古き良き時代のシステムとはいえ、今現在では劣悪というしかないシステム。好感度を上げて デートを繰り返すだけの作業ゲームなんざ糞食らえといった所です。 私はてっきり、大したシナリオが書けないライターの負担を減らすためにこんなシステムを 導入したのかと思いました。システムも使い回し出来ますし、労力が減る=コスト削減という 経済学的には画期的なシステムかもしれません。 尤も買う立場からすればコストは最悪ですが(ぉ |
| オススメ度 | 勧められません。 この作品を買うぐらいならフルアニすらマシと思えます。 それにしてもこの内容で普通の値段ですか・・・・・・まさに悪夢としかいえません。 |
| My Favorite's | 居ませんよ。 出番の少なさと最後の逆寝取られさえなければ初芝 莉子を推しても良かったのですが・・・・・・。 |
| 備考 | 誓っていいますが、もう2度とこのメーカーとライターの作品は買うことはないでしょうね。 とりあえずこの作品でデビューする湧井 咲さんは大変だと思います。 多分、この作品が最初で最後のような気もしますが頑張って活躍してくださいね♪ |
2006年9月2日 草薙静流